TOKYU CORPORATION 2019-2020
60/94

当社および連結子会社では、安全で安心な交通事業や住み続けられるまちづくりなど、社会と向き合い、その向上への取り組みを事業や社会貢献活動を通じて行ってきました。しかしながら、気候変動への対応をはじめとした社会課題や、IoTなどの技術革新に伴う消費行動や顧客接点の変化など当社を取り巻く環境は刻々と変化し、外部環境の変化に応じた柔軟な対応が求められています。ESGや持続可能な開発目標(SDGs)の観点を意識し、日々の事業活動を通じた社会課題の解決を全社一丸となって進めていくために、社長室サステナビリティ推進グループを設置しています。2019年9月に発表した長期経営構想では、サステナブル経営を経営の基本姿勢として、サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)に向き合い、継続的に社会課題の解決に取り組むことを基軸としています。サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)は、当社に脈々と流れる社会課題解決のDNAを次世代に継承すべく整理したもので、安全・安心、まちづくり、生活環境品質などの6つを掲げています。また、2018年度からの中期経営計画においても、“Make the Sustainable Growth”のスローガンのもと、サステナブル重要テーマ(マテリアリティ)への事業を通じた取り組みを進めています。今後も社会と共に持続的に成長するためにも、社員一人ひとりが事業を通じて社会課題と向き合う意識を向上させることにより、サステナブル経営を進めてまいります。■■ サステナブル経営に対する考えサステナビリティ推進体制指示・報告(重要なもの)指示・報告(重要なもの)指示・報告取締役会経営会議サステナビリティ推進会議社長室サステナビリティ推進グループ従業員(取引先を含む)●サステナブル経営の啓発・推進●安全の取り組みの推進 ・安全に関する意識啓発 ・安全マネジメントなどに関する知識向上 ・安全推進活動●法令遵守・コンプライアンス推進活動●低炭素・循環型社会への対応●サステナブル調達ポリシーの遵守●顧客情報に基づく業務全般の改善東急株式会社各事業部・室東急グループサステナビリティ推進会議東急株式会社ヘルプライン当社連結子会社サステナビリティ推進責任者社会課題解決に貢献し、経済的価値と社会的価値の両立を追求する姿を、ステークホルダーの皆さまにご理解いただくために「統合報告書 2019」を発行しています。サステナビリティへの取り組みやサステナブル重要テーマのより詳細な情報は、統合報告書をご覧ください。統合報告書当社および連結子会社では、お客さま、地域の皆さまと共に歩む企業として、その社会的責任を果たすとともに、常に社会との調和を目指しさまざまな活動に取り組んでいます。当社のサステナビリティへの取り組みについての詳細は、オフィシャルサイト「サステナブル経営への取り組み」をご覧ください。www.tokyu.co.jp/company/csr/サステナビリティへの取り組みSustainability58

元のページ  ../index.html#60

このブックを見る