TOKYU CORPORATION 2018-2019
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シラチャでの日本人向け賃貸住宅事業首都バンコクより南東へ約100kmに位置するシラチャは、製造業をはじめとした日本企業の進出が多く、世界有数の日本人街として栄えています。「ハーモニック レジデンス シラチャ」は、大手財閥系企業のサハグループとの合弁会社であるサハ東急コーポレーションによる賃貸住宅事業で、日本人駐在員とその家族向けのサービスアパートメントです。2016年4月に総戸数180戸が開業し、翌年にはミキハウス子育て総研による「子育てにやさしい住まいと環境」に海外で初めて認定されました。敷地内での歩車分離や緑豊かな遊歩道の設置など、当社が培ってきた開発のノウハウを生かし、安心・快適に住まうことができる環境の実現が評価されたものです。顧客視点に立った開発・運営を推進することで、タイの既存住宅よりも快適な居住空間、高い住宅機能を提供し、日本と変わらない暮らしをシラチャにて実現しています。タイでの住宅事業バンコクでの分譲住宅事業2017年8月以降、タイ王国の大手デベロッパーであるサンシリ社とサハ東急コーポレーションとともに、バンコクにおいて3つの分譲住宅事業を進めています(2018年7月時点)。269戸の低層コンドミニアム「taka HAUS」と537戸の高層コンドミニアム「XT EKKAMAI」は、バンコク中心部にありながら閑静な住宅街であるスクムビット地区エカマイに位置し、都心に通勤するタイ人や賃貸目的の投資家などを主要ターゲットとしています。エカマイの東に位置するオンヌットにおいても2棟415戸からなるコンドミニアム「THE BASE SUKHUMVIT 50」の建設を進めており、これら3物件は2019年7月〜2020年11月に順次竣工を予定しています。住宅開発の豊富な経験を持つ現地パートナーとともに、多摩田園都市などのまちづくりで培った当社のノウハウを生かし、今後もバンコクでさらなる共同事業を検討していきます。西豪州·ヤンチェップ地区賃貸住宅「ハーモニックレジデンスシラチャ」分譲コンドミニアム「XT EKKAMAI」堅調な経済成長を続けるタイ王国は活気に溢れており、2017年には国家の成長戦略として「東部経済回廊(EEC)政策」を発表し、さらなる経済発展が期待されています。当社は、同国のシラチャにて賃貸住宅事業、バンコクにて分譲住宅事業を行っています。西オーストラリア州の州都パースから北へ50~65kmの海岸沿いに位置したヤンチェップ地区で、当社子会社のヤンチェップ サン シティとセント アンドリュース プライベート エステートがそれぞれ豪州企業との合弁で宅地開発(2017年末までに約1,600区画分譲済)および雇用創出のための都市開発を行っています。2017年9月には研究教育機関の集積により、政・産・学を巻き込んだビジネス創出を目的としたオフィスビル「Y・hub」を建設し、Cooperative Research Centres (CRC) Program※に認定された、西オーストラリア大学が主導するCRC for Honey Bee Productsの研究施設のほか、職業訓練学校やCo-working Spaceを誘致しました。西豪州・ヤンチェップ地区における宅地開発事業、都市開発事業Y・hub外観※CRC Program:連邦政府が認定する産業競争力向上のための産学連携の研究助成プログラム。51

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