TOKYU CORPORATION 2018-2019
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Feature屋外展望施設を備えた新たなランドマークが誕生1渋谷スクランブルスクエア東棟2019年度開業(予定)/中央棟·西棟2027年度開業(予定)日本最大級の屋外展望施設で来訪者を魅了代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木·都心方面、そして富士山に至るまで、遮るものがない眺望が広がります。さらに、世界的観光名所であるスクランブル交差点を眼下におさめ、渋谷の圧倒的なダイナミズムを体感できる場所となります。多様性が混じり合い、新しいものが生み出される場へ高層部は、渋谷最大級の広さを誇る、総賃貸面積渋谷川沿いに生まれる、潤いとにぎわいの空間2渋谷ストリーム2018年9月開業「クリエイティブワーカー」の聖地を目指して高層部は貸床面積約46,000㎡のオフィス、中層部は東急ホテルズが運営する177室のホテル、低層部はスタンディングで約700名収容可能なホールや商業ゾーンなどで構成されています。旧東横線渋谷駅を記憶に残し、新しい人の流れを創出する建物の低層部では、地下通路や将来的にJR渋谷駅と直結する歩行者専用デッキ、官民連携による遊歩道整備などを行い、周辺地域と渋谷駅の利便性を向上します。旧東横線渋谷駅を記憶として残すべく、国道246号を跨ぐ旧駅の高架部分を歩行者デッキとして再利用するとともに、かまぼこ屋根などのデザインを取り入れました。渋谷川を活用してにぎわいを生み出す渋谷ストリームの正面を流れる渋谷川の水の流れを、官民連携により、清流復活水を活用した水景施設の整備で再生するとともに、広場と緑豊かな約600mの遊歩道を整備。潤いのある水辺空間を創出しました。3渋谷キャスト2017年4月開業 延床面積:約35,000㎡多様な都心居住スタイルを促進する賃貸住宅、シェアオフィスを中心とするクリエイターの創造活動拠点のほか、にぎわいと憩いの場となる広場や多目的スペースなど、交流や協働を促し「つながり」を生む空間を持った施設です。エンタテイメントシティSHIBUYA約73,000㎡のハイグレードオフィスとなり、全フロアから都心の眺望を堪能できます。中·低層部には、世界からの集客を期待できる約70,000㎡の大規模商業施設を備えています。変化と創造の街・渋谷にふさわしく、心躍る瞬間や心に響く瞬間が体験できる「世界最旬の商業施設」を目指します。また、中層部には、産業交流施設も備えます。安全で快適な街をめざして交通結節機能の強化や歩行者の利便性の向上、防災機能の強化を図ります。東西駅前広場をつなぐ自由通路の拡充や、アーバン·コア※の整備、渋谷スクランブルスクエアと宮益坂上方面、道玄坂上方面をつなぐスカイデッキの整備、災害時に帰宅困難者を受け入れる一時滞在機能の整備などを行います。東棟、中央棟、西棟の3棟からなり、東棟は2019年度、中央棟·西棟は2027年度の開業を予定、3棟合計で延床面積が約276,000㎡となる大規模開発です。地上47階、高さ約230mからなる東棟の屋上には、超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは、日本最大級の規模を誇る屋外展望施設も設置され、名実ともに街の新しいシンボルとなります。東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始による地下化で、利用されなくなった旧東横線渋谷駅および線路跡地とその周辺敷地に開業しました。地上35階、高さ約180mの大規模複合施設です。 「渋谷駅街区共同ビル事業者」提供※アーバン·コアエレベーターやエスカレーターにより多層な都市基盤を上下に結び、地下やデッキから地上に人々を誘導する、街に開かれた縦軸空間。9

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