東急グループは、阪急阪神ホールディングス株式会社と協働し、SDGs(※1)の達成に向けた多様なメッセージを発信する特別企画列車「SDGsトレイン」(以下、本列車)を、国や自治体・企業・市民団体などと連携して、2020年9月より運行を開始し、2022年9月までの予定で運行してきました。この度、その期間を延長し、「SDGsトレイン2022」として2023年3月まで運行を継続することを決定しました(※2)。
SDGsの認知度向上を図るとともに、SDGsの達成に向けた取り組みを広く社会に普及させ、これにより持続可能な未来を創造していくきっかけになることを目的としている本列車に対して、東急線沿線にお住いのお客さまからは継続運行への期待のお声をいただいています。
本列車は、東急電鉄が2022年4月から開始した日本初の取り組みである鉄軌道全路線の再生可能エネルギー由来の電力100%での運行に先駆けて、2020年9月の運行開始時から走行にかかる電力のすべてを(実質的に100%)再生可能エネルギーで賄ってきました。今後も、引き続き東急電鉄の最新の省エネ車両を使用していきます。
東急グループは、今後も、「SDGsトレイン2022」の東西での協働運行をはじめ、さまざまな取り組みを推し進めることで、持続可能な未来の創造に貢献していきます。
「SDGsトレイン2022 美しい時代へ号」の概要は別紙のとおりです。
(※1)
SDGs:「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟国が2030年までに地球規模の17の社会課題の解決を達成することを目標に掲げている。
https://www.unic.or.jp/activities/economic_social_development/sustainable_development/2030agenda/
(※2)
阪急阪神ホールディングス株式会社が運行する「SDGsトレイン 未来のゆめ・まち号」は2019年5月より運行を開始しており、2025年の「大阪・関西万博」までの継続運行を予定