美しい時代へ-東急グループ 東急

ベトナム・ビンズン新都市初の大型ショッピングセンター
「SORA gardens SC(第1期)」の基礎工事に着手

2022年3月30日

東急株式会社(以下、東急)の子会社であるBECAMEX TOKYU CO.,LTD.(以下、ベカメックス東急)は、ベトナム社会主義共和国・ビンズン省の省都ビンズン新都市で初の大型ショッピングセンター「SORA gardens SC(第1期)」(以下、本施設)の基礎工事に3月8日(火)から着手、2023年春に開業を予定しており、以降順次拡大していきます。

本施設は、ビンズン新都市の玄関口となる総敷地面積12万㎡を超える複合型ショッピングセンター計画の第1期開発にあたります。「暮らしにさらなる彩りを」をコンセプトに、スーパー、映画館やファッション、レストラン&カフェなどのテナント出店を予定しており、ビンズン新都市に住む・働く・訪れる方々に、上質でスタイリッシュなライフスタイルを提供します。なお、本施設の核テナントとして、これまでにベトナム全国にて6店舗を展開するAEON VIETNAM CO.,LTD.(以下、イオンベトナム)が、総合スーパー「イオン」をビンズン新都市に初出店することが決定しています。

また、本施設では「高効率水冷スクリューチラー」および「調光型高効率LED照明」を導入し、年間で約700tのCO2削減に貢献します。この取り組みは、優れた脱炭素技術の活用であることを認められ、環境省の令和3年度「二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism :JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」※に採択されています。

ベカメックス東急は、「東急多摩田園都市」の開発で蓄積したノウハウを活かして、ビンズン新都市において街づくりを推進しており、2022年3月1日に創立10周年を迎えました。これまで住宅・商業施設の開発、学校・医療機関の誘致による都市機能の集積に取り組むほか、ベカメックス東急100%子会社BECAMEX TOKYU BUS CO., LTD.(ベカメックス東急バス)が6路線11系統の路線バスを展開するなど、公共交通一体型での街づくりを進めています。また、2021年12月には、株式会社川崎フロンターレと連携してベトナム初のJリーグクラブによるサッカースクールを開校しています。
今後もベカメックス東急は、新たな路線バスの整備や開発の推進により人口流入を促進し、ビンズン新都市の発展に貢献していきます。

詳細は別紙の通りです。


二国間クレジット制度(Joint Crediting Mechanism : JCM)とは、優れた脱炭素技術等を活用し、途上国等における温室効果ガス排出量を削減する事業を実施し、測定・報告・検証(MRV)を行う事業。途上国等における温室効果ガスの削減とともに、JCMを通じて我が国及びパートナー国の温室効果ガスの排出削減目標の達成に資することを目的とする。優れた脱炭素技術等の初期投資費用の2分の1を上限として補助を行う。なお、本事業は、ベトナム政府と日本政府の協力の下で実施されている。

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