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お知らせ

2025年2月06日

田園都市線駒沢大学駅西口2ビル「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」を受賞
池上線長原駅 「ASIA DESIGN PRIZE」を受賞しました!

 東急株式会社、東急電鉄株式会社(以下、両社)が進める田園都市線地下区間5駅リニューアルプロジェクト「Green UNDER GROUND」として2024年6月に竣工した駒沢大学駅西口2ビルが、東京都主催の「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」の「女性活躍賞」「奨励賞」のふたつを受賞しました。
 また「多摩産材」を活用した、ホーム屋根の建替えや、駅舎内外装などの改修等を行っている「木になるリニューアル」として2021年12月に竣工した池上線長原駅が、韓国のデザインメディア「DESIGNSORI」が主催する「ASIA DESIGN PRIZE」の「WINNER」を受賞しました。

■Green UNDER GROUND:駒沢大学駅西口2ビル
「ウッドシティTOKYOモデル建築賞」は、東京都が木材利用の新たな可能性を開拓する革新的・モデル的な建築物または木質空間を表彰し、木材の大消費地・東京において、国産木材需要を喚起することで、多摩地域をはじめ全国の森林循環を促進し、林業・木材産業の成長を図ることを目指しているものです。対象は、都内所在の国産材を活用した公開可能な非住宅施設で、今般、駒沢大学駅西口2ビルが「女性活躍賞」と「奨励賞」のふたつを受賞しました。

主な評価のポイント
〇女性活躍賞:受賞者が計画や設計、デザイン、施工管理と各段階において、女性リーダーとして活躍している。
【受賞者名】
東急電鉄株式会社 榎 千佳、塚田 麻由美
株式会社交建設計 栃倉 範子 / UDS株式会社 佐藤 弥生

〇奨励賞:LVLによる耐火被覆を用いて柱・梁に全て木を採用し、構造はLSB接合による2方向ラーメン木造を
用いた施設となっている。

■木になるリニューアル:長原駅
「ASIA DESIGN PRIZE」は2016年から行われているアジアを拠点とした優れたデザインを発掘するための国際的な賞であり、デザイン性や機能面だけではなく、異常気象、格差社会、人種差別、食料危機などアジアにおける社会問題への影響も評価の対象です。8回目となる2024年は世界25か国から全1,601点の応募があり、アジアを中心に活躍する世界各国のデザイナーや大学教授など7か国35名によって審査が行われ、長原駅は全体の上位15%に当たる「WINNER」に選ばれました。

主な評価のポイント
 コロナウィルス後の鉄道駅のあり方を踏まえ、地域とのつながりや環境への配慮をしながら設計がされている。特に既存の構造物を活用したうえで、地元産の木材を利用することでまちの心地よい玄関口としての駅の役割を強化しながら環境にも配慮を行っている。

 両社は、今後も地域の魅力が感じられ、東急線沿線地域とつながり、人々が行き交う活気のあるまちづくりに貢献していきます。

駅舎、授賞式