東急株式会社(以下、東急)は、2014年にタイ大手財閥系企業サハグループと合弁会社「サハ東急コーポレーション」(以下、サハ東急)を設立し、タイ王国チョンブリ県シラチャ郡における日本人向け賃貸住宅事業を推進しています。
今般サハ東急が開発・運営をしている日本人向け賃貸住宅事業「ハーモニック レジデンス シラチャ 拡張計画」が、国土交通省が主催する「第7回JAPANコンストラクション国際賞」建設プロジェクト部門において国土交通大臣表彰を受賞しました。9月5日には都内で表彰式が執り行われ、斉藤国土交通大臣より表彰状が授与されました。
「JAPANコンストラクション国際賞」は、日本企業が参画している海外建設プロジェクトのうち、優れたノウハウや技術力、プロジェクト管理能力などを通じ「質の高いインフラ」を実現したものを国土交通省が表彰し、海外における日本企業のプレゼンスを高めるとともに、日本企業のさらなる海外進出を応援することを目的として、2017年から実施されており、今回で7回目の開催となります。
今回受賞した「ハーモニック レジデンス シラチャ」は、バンコクに次いで多くの日本人が暮らしているシラチャに2016年に開業したサービス付き賃貸住宅で、計画から開発・運営までサハ東急が継続して携わり、その経験から居住者のニーズを捉えた拡張・改良を続けています。日本人になじみの深い間取りや日本式の維持管理方法を採用することで、安心・快適な住環境を提供しているほか、教育機関と協力した交流イベントなどを通じて、日本・タイの文化交流、社会貢献の活動拠点としても機能しています。建物竣工後も運営に関わりコミュニティ形成も促進するなど、東急が日本で培った「まちづくりのノウハウ」を活かして開発を進めるプロジェクトです。
近接するシラチャ日本人学校への直通歩道橋を開通させ、子どもたちの安全な通学を実現したことや防災訓練の定期実施など、住民の安全を確保する徹底した取り組みを行っていることや、東急がサハ東急を通じて、プロジェクトの計画段階から施設運営まで継続的に関与し、現地パートナーであるサハグループと良好な関係を構築してタイ王国における将来のプロジェクトへの展開に繋げていることなどが、「質の高いインフラ」を実現しているとして評価されました。
東急およびサハ東急両社は、これまでのタイにおける事業での実績や東急グループの豊富なノウハウを活かして、今後もタイの発展に寄与していきます。
詳細は別紙の通りです。
タイ・シラチャ サービス付き賃貸住宅「ハーモニック レジデンス シラチャ 拡張計画」
「第7回JAPANコンストラクション国際賞」を受賞
2024年9月06日
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