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武蔵野市と「市民同士の自律的なコミュニティ形成等に向けたデジタルを活用した仕組みづくりに関する協定書」を締結

まちづくりプラットフォームアプリ「common」を活用して市民のニーズを把握し、市民参加のまちづくりを支援します!

2024年8月30日

当社と武蔵野市は、2024年8月1日に「市民同士の自律的なコミュニティ形成等に向けたデジタルを活用した仕組みづくりに関する協定書(以下、「本協定」)」を締結しました。本協定では、当社が提供するまちづくりプラットフォームアプリ「common(以下、「本サービス」)」を武蔵野市が進めるまちづくり等に活用し、より幅広く市民の意見や潜在的なニーズを収集・把握する新たな市民参加の仕組みづくりを目指します。

本サービスは、自律的な地域経済・コミュニティの支援による持続可能なまちづくりの実現に向けて、当社が2021年より提供を開始したアプリで、対象エリアを東急線沿線外にも広げています。まちの情報を共有する「投稿機能」や、不要品を譲り合える「譲渡機能」、1対1で身近な相談ごとの解決につなげる「相談機能」に加え、
2024年8月7日には、住民自身の手で魅力的な場所をマップ上に記録し共有する「スポット機能」の提供も開始しました。累計ダウンロード数は2024年8月末に15万件を超え、昨年度1年間のコミュニケーション数※1は30万件に上り、住民間で助け合う自律的なコミュニティを醸成しています。

武蔵野市では、市内各地でまちづくりなどの事業を進めるにあたり、さまざまな方法で市民意見を把握していますが、より幅広く市民の意見や潜在的なニーズを収集・把握するためにデジタル活用を検討している中で、当社が導入していた官民共創のプラットフォーム「逆プロポ」※2を通じて武蔵野市より応募があり、今般本サービスを活用し、連携することとなりました。
本協定に基づき、2024年9月1日(日)より本サービスの活用を開始します。「吉祥寺」エリアにおいて投稿機能を活用し、市民同士がまちの様子などを投稿することで、市民のまちづくりへの関心を高め、市民参加しやすいまちの仕組みづくりを推進し、吉祥寺パークエリアのまちの将来像の策定につなげていきます。また、本サービスの投稿機能内に、市に対して自由にコメントが可能な「市民目安箱」を設置し、市民が気軽に市政に対する提案・アイデアを伝えることができる仕組みを開始します。コメント内容は匿名で表示され、コメント内容は定期的に武蔵野市に共有されるため、新たな市民ニーズの把握が期待されます。

今後、本サービスは一人ひとりのライフスタイルに応じた、地域内のさまざまな生活シーンを支える生活基盤を目指すとともに、自治体との連携を積極的に進めることで人々のコミュニケーションを促進するまちづくりのプラットフォームになることを目指します。

※1 投稿数やコメント数、利用者間のメッセージ数などを合算したアプリ上でのコミュニケーション総数。
※2 株式会社ソーシャル・エックスが提供する官民共創型の新規事業開発プラットフォーム

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