東急株式会社および東急不動産株式会社(以下、「両社」)は、渋谷駅周辺をはじめとする広域渋谷圏において、東急グループの経営資源の最有効活用による街全体の価値向上に向けた施策検討を推進する「Greater SHIBUYA戦略委員会(以下、本委員会)」を11月22日に発足しました。
これまで両社は、渋谷の街の課題解決を目指し、渋谷の基盤整備事業や、2019年に開業した「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」や「渋谷フクラス」などの渋谷駅周辺における大規模な再開発プロジェクト、また、渋谷駅前エリアマネジメントを中心とした公民連携・まちぐるみの取り組みを通じて、渋谷駅周辺の基盤整備やエリアブランディングなどを協力して推進してきました。
今般、両社は本委員会を通じて、今後の広域渋谷圏での取り組みにおいて、今まで以上に新規開発プロジェクトやエリアマネジメントなどにおいてさらなる連携強化を図ります。
両社は、新しい社会のニーズに適応したまちづくりを進めるため、渋谷まちづくり戦略「Greater SHIBUYA 1.0」で掲げてきた「エンタテイメントシティSHIBUYA」と「広域渋谷圏構想」を継続しつつさらに進化・深化させた “Greater SHIBUYA 2.0”を2021年7月に発表しました。東急グループならではの社会価値提供による、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した渋谷の魅力を引き出すまちづくりの実現に向け、今後、本委員会を通じて具体的な施策を検討し、実施していきます。
具体的な取組の詳細については、逐次発表します。
【ご参考】東急グループの渋谷まちづくり戦略 “Greater SHIBUYA 2.0”の概要
「Greater SHIBUYA 1.0」では、新しいビジネスの創出や、さまざまなエンタテイメントの集積、世界の人々を常に惹きつける街を目指して開発推進しました。“Greater SHIBUYA 2.0”では、これまで掲げてきたビジョン「Greater SHIBUYA 1.0」をより強化していくことに加え、「暮らす」要素により着目し、「働く」「遊ぶ」「暮らす」の3要素の融合と、その基盤となる「デジタル」「サステナブル」に取り組むことで、相乗効果を生み出し、渋谷でしか体験できない「渋谷型都市ライフ」の実現を目指していきます。
