美しい時代へ-東急グループ 東急

鉄道が保育とまなびの舞台となる「駅いく」を世田谷線で開催!
「駅いく」シリーズ初の貸切電車を活用した体験型保育サービスの実証実験を実施します

~ウェルビーイングな育児の実現を目指した検証を行います~

2024年4月26日

東急株式会社(以下、東急)は、親が子どもと笑顔で向き合える時間を増やすサービスを提供する株式会社grow&partners(以下、grow&partners)と連携し、託児や保育を起点に、ウェルビーイングな育児の実現に向けた実証実験(以下、本実験)を5月18日(土)に実施します。

近年、共働き世帯の増加や核家族化の進展、地域のつながりの希薄化などにより、保護者が子どもを家庭の中だけで見守る子育て世帯の孤立化が進み、育児に対する負担やストレスを抱える保護者の増加が社会課題となっています。支援策として、地方自治体や保育園による一時保育サービスは存在するものの、予約の煩雑さから断念したり、託児に対する罪悪感を感じる保護者も多く、一時保育を当たり前に利用する社会は実現していません。

grow&partnersは、これらの社会課題の解決に向けて、スマホ&LINEで24時間365日、一時保育の空きをリアルタイムで検索し、予約、決済まで1分で完了できる一時保育検索・予約サービス「あすいく」を運営し、保護者と保育施設の双方にとって利用しやすい一時保育サービスを提供してきました。また、2023年6月からはJR東日本スタートアップ株式会社と、駅や電車を活用し、子どもたちが大好きな鉄道を保育とまなびの舞台にする「駅いく」を開始し、2024年3月からは、東急、小田急電鉄株式会社、株式会社西武ホールディングスを加えた4社と「駅いく」の実証実験をスタートしました。

本実験では、grow&partnersと東急が連携して、世田谷線の貸切電車への乗車体験や駅務係への質問タイムなど、他では体験することができない鉄道会社ならではの特別な一時保育サービスを提供することで、子どもの「好き」を伸ばす豊かな体験の創出を目指します。また、子どもたちが大好きなものに触れ、まなぶ、「預けたくなる保育」を提供することで、一時保育に対する保護者の心理的なハードルを下げ、一時保育が前向きなものであるという認知浸透を図るとともに、保護者のリフレッシュにつながるひとり時間の創出に寄与します。

東急とgrow&partnersは今回の実証実験の結果を踏まえ、今後は東急線沿線の商業施設などのさまざまなアセットを活用した一時保育サービスを提供し、一時保育を活用したウェルビーイングな育児の実現を目指します。

本実験の詳細は別紙の通りです。

テキスト

※本実証実験は、JR東日本スタートアップ株式会社、東急、小田急電鉄株式会社、株式会社西武ホールディングスの鉄道系4社の鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS(ジェイトス)の活動の一環として、実施するものです。