美しい時代へ-東急グループ 東急

九州初!大分県別府エリアにおいてLuupの電動小型モビリティによる実証実験を実施します

~観光地における移動課題の解決を目指した検証を行います~

2023年10月12日

東急株式会社(以下、「東急」)、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームB-biz LINK(以下、「B-biz LINK」)は、大分県別府エリアにおいて、株式会社Luup(以下、「Luup」)が提供する電動小型モビリティのシェアリングサービス「LUUP」を活用した実証実験(以下、「本実験」)を10月19日(木)より実施します。Luupが九州でサービスを提供するのは今回が初となります。

大分県別府市は、8つの温泉地を有する日本でも稀にみる観光都市で、近年では韓国や台湾からの外国人観光客も増加傾向にあり、年間約833万人(2019年度実績)の観光客が訪れていました。しかし、地方観光都市の共通の問題である「観光二次交通」については同市でも以前から課題視されています。
一方、Luupはこれまで関東圏、関西圏などの都市部を中心に電動小型モビリティのシェアリングサービスを提供してきました。2023年7月1日に施行された改正道路交通法により、16歳以上の方は運転免許不要で電動キックボードがご利用可能となったことを受け、都市部以外での新たなニーズの可能性や、新たなユーザーの方々に向けた体験機会を増やすべく、模索を続けてきました。

本実験では、外国人観光客向けのサービスを強化した観光案内所Tourist’ Hub & Lounge 「WANDER COMPASS BEPPU」で協業するB-biz LINKと、東急が連携して、観光案内所において、電動キックボードの貸し出しサービスを提供することで、外国人を含む観光客の別府市内での観光利便性向上に寄与することを目指します。また、電動キックボードを活用した観光ツアーなども検討しており、観光という非日常的なシーンを通じて電動小型モビリティを利用していただくことで、これまで電動小型モビリティを体験したことがない方に対して利用のハードルを下げ、日々の移動手段としてご利用いただくきっかけを生み出すことを図ります。

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今回の実証実験の結果を踏まえて、B-biz Linkは、シームレスな移動手段を通じて観光地別府の魅力向上の可能性を探るとともに、東急はLuupと共創し、二次交通としてマイクロモビリティが安全・安心なサービスとして世の中に普及し、当たり前に利用できる社会を推進していきます。
本実験の詳細は別紙の通りです。

※本実証実験は、JR東日本スタートアップ株式会社、東急、小田急電鉄株式会社、株式会社西武ホールディングスの鉄道系4社の鉄道横断型社会実装コンソーシアムJTOS(ジェイトス)の活動の一環として、実施するものです

本件・別紙資料 (464.22 KB)