美しい時代へ-東急グループ 東急

伊豆半島での地域課題解決型研修プログラム「I-Camp」2022年度の実施報告
2023年度は新たに河津町・下田市で開催します

2023年6月08日

静岡県東京事務所(以下、静岡県)、伊豆急行株式会社(以下、伊豆急)、東急株式会社(以下、東急)の三者は、地域課題解決型研修プログラム「I-Camp(読み方:アイキャンプ)※」(以下、本プログラム)を2021年より継続して実施しています。今般、2022年度の舞台である伊東市および東伊豆町の実施報告書がまとまりましたのでご報告します。また、2023年度については河津町・下田市を舞台としたプログラムを新たに開催します。

本プログラムは、三者が2020年2月4日に締結した「企業研修誘致による地方創生の推進に関する連携協定」(以下、本協定)に基づき開発したプログラムで、自治体職員、地域の企業、首都圏の企業など多様なバックグラウンドを持つ参加者が、約4ヶ月計7日間に亘って地域のリアルな課題に対する解決案の共創に取り組みます。
地方側には社会課題の解決支援、産業振興支援、関係人口拡大などの効果が期待され、企業側には社会課題を抱えるリアルな環境を通じて行われる実践的人材育成や、事業創造の機会を得る効果が期待されます。

2022年度は、上期に実施した伊東市では「商店街の活性化」、下期に実施した東伊豆町では「東伊豆町におけるサステナブルな農業の実現策」をテーマに、首都圏および伊豆地域の企業と自治体職員が複数のチームに分かれて課題解決案の策定に取り組みました。
地域の生の声やフィールドワークを踏まえ、参加者が議論を重ねて策定された課題解決案は、切り口の新しさや実現性の高さという点で自治体や地域の企業から高い評価をいただきました。
また、参加者の満足度も高い結果となりましたが、事後アンケートでは多様なメンバーと地域の課題に真摯に向き合い議論することによる刺激や学びによる成長実感や、自己発見、人脈形成が寄与したといった参加者からの声がありました。

2023年度の「I-Camp」は、上期は河津町、下期は下田市を舞台に実施します。河津町では「“海”を活用した企画によるリピート客の獲得」、下田市では「産業振興による地域活性化」をテーマに実施する予定です。

本協定では、本プログラムも含む地方創生(地域活性化や産業振興)に向けた取り組みを引き続き進めていきます。

詳細についてはPDFをご参照ください。

※ I-Campは静岡県、伊豆急、東急、株式会社コンサルティングアソシエイツの共同企画プログラムです。