社長からのメッセージ

Masahiro Horie
President & Representative Director
Tokyu Corporation

日頃から、当社ならびに東急グループの事業活動にご理解を賜り、厚く御礼を申し上げます。

前年度は、ホテル・リゾート事業を始め、各事業が好調に推移し当期純利益は2年連続で過去最高となりました。一方、物価高騰やアメリカの政策動向、ロシア・中東地域をめぐる情勢など、世界経済の不確実性は高まっており、資材・人材・エネルギー・資金など、あらゆる経営資源の「コスト」と「調達可能性(アベイラビリティ)」を確保する重要性が高まっています。当社経営への大きな影響が想定されますが、臨機応変に対応することで事業を着実に推進して参ります。

このような環境下、当社は中期経営計画の最終年にあたる今年度、引き続き交通および不動産を軸にした事業間シナジーを最大化し、循環再投資モデルによって街の価値を持続的に高め、事業エリアの魅力向上と収益力の強化に取り組んで参ります。また、生活利便性を高める多様な事業を東急線沿線を中心に展開する「地域コングロマリット経営」を深化させます。そして各事業の収益力を強化すると共に、グループが一体となり、複数事業が連携して相乗効果を上げることでさらに事業価値を高めていく「コングロマリットプレミアム」を創造し、お客様に楽しく豊かな暮らしを提供して参ります。

中期経営計画のキーワードである「Creative Act.」を、わたしたちは「創造力でしなやかに行動することでさまざまな課題を解決し、明るい未来を作っていくこと」と定義しています。「Act.」には「Action」と「Active」の意味を込めています。前年度はこれに「Proactive=積極的、率先的に」をキーワードに加えました。今年度はCreativeに、Proactiveに産み出した、思い付いた発想やアイディアを「実行に移す(Execute & Procure)」年とし、従業員一人ひとりが自ら実行・実践していき、このようなCreativeな発想で、楽しく豊かで、美しい生活環境を東急線沿線やその他の各事業拠点で提供し、世界が憧れるまちづくりを実現していきます。

さらに当社は、東急グループの中核企業として、「美しい時代へ」というグループスローガンのもと、「安全・安心」を根幹に社会的責任を果たしつつ、循環再投資によるまちづくりにより、「美しい生活環境の創造」「調和ある社会」と「一人ひとりの幸せ」を追求して参ります。

今後とも当社ならびに東急グループの事業活動にご愛顧とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。
(2026年6月)