美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2023年3月15日

東急アライアンスプラットフォーム2022Demo Dayを開催
~最優秀賞は株式会社クラダシが受賞~

東急株式会社

当社は、3月14日(火)にShibuya Open Innovation Lab(以下、SOIL)において、スタートアップを中心とした企業との事業共創を推進する「東急アライアンスプラットフォーム」(以下、TAP)の2022年度Demo Day(以下、デモデー)を開催しました。今年度のデモデーでは、「東急賞」「渋谷賞」「二子玉川賞」「SOIL賞」「オーディエンス賞」を決定し、最優秀賞にあたる「東急賞」には、株式会社クラダシを選定しましたので、お知らせします。

株式会社クラダシは、ミッションを「ソーシャルグッドカンパニーでありつづける」、ビジョンを「日本で最もフードロスを削減する会社」と掲げ、まだ食べられるにもかかわらず捨てられてしまう可能性のある商品などをお得な価格で販売する、ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営しています。
事業共創を行う株式会社東急モールズデベロップメントとは、2022年3月以降、株式会社東急モールズデベロップメントが運営する4つの商業施設で「Kuradashi」POPUP SHOPを開催しており、2023年5月下旬にはオンラインとオフラインを連携させたフードロス削減を目指し、地域密着型商業施設たまプラーザ テラスに「Kuradashi」初となる常設店舗の出店を予定しています。
デモデーでは、審査員による協議の結果、フードロス削減に課題を抱えている食品を扱う事業者と幅広く接点をもつ東急グループとの親和性の高さ、このサービスを通じて利用者が意識せずに社会貢献活動に参画でき、持続可能な社会の実現への寄与が期待できることから、東急賞に選定しました。
そのほかの4社とも、東急グループの事業資産を活用したテストマーケティングなどの結果を踏まえ、業務提携などを検討します。また、今回東急グループの参画事業者22社のうち、最も積極的に応募企業との事業共創に取り組んだ事業者を表彰する「ベストアライアンス賞」では、株式会社東急モールズデベロップメントを選定しました。

当社は、2015年度から、スタートアップ企業などとの事業共創を図る「東急アクセラレートプログラム」を実施しており、2021年度には「東急アライアンスプラットフォーム」に名称変更およびリブランディングを行うなど、スタートアップ企業などから選ばれ続けるオープンイノベーションプラットフォームを目指して進化を続けてきました。 これまで、累計992件の応募があり、うち103件のテストマーケティングや協業、うち36件の事業化や本格導入、7件の業務・資本提携が実現しています(2023年3月15日時点)。  
TAPが開始してから8年目を迎える2022年度は、オウンドメディア「TAP Library」を通じて、テストマーケティング後も継続して事業化に取り組んでいる事業共創について取り上げ、発信力の強化に注力してきました。こうした取り組みの結果、20件の協業が実現し、そのうち、今後事業共創の発展が特に見込める5社をデモデー登壇企業として選定しました。 

2023年度は、東急グループの既存事業の課題解決だけでなく、新たな事業創出に向け、社内外と連携した実証実験を推進することで、世の中の多様化するニーズに迅速に対応し、当社ならではの社会価値を提供することで、サステナブルな街づくりを推進していきます。

詳細は以下PDFのとおりです。

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