美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2023年3月01日

第31回「地球環境大賞」大賞(グランプリ)を受賞
~南町田グランベリーパークの官民連携による地域循環共生圏の実現に向けた取り組みが評価~

東急株式会社
町田市

東急株式会社(以下、東急)と町田市が連携・共同し推進する南町田拠点創出まちづくりプロジェクトのエリアである「南町田グランベリーパーク」(以下、本地区)が、官民連携による“新しい暮らしの拠点”の創出を通じた持続可能な未来のための地域循環共生圏の実現に向けた取り組みであることを評価され、第31回「地球環境大賞」(※1)大賞(グランプリ)を受賞しました。なお、東急では第12回に環境大臣賞、第18回に国土交通大臣賞を受賞しており、大賞は第25回に続き2度目の受賞になります。

本地区は、東急田園都市線「南町田グランベリーパーク駅」(2019年10月1日に「南町田駅」から改称)南側に広がる鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心とする約22haのエリアを指し、官民が連携し、都市基盤・商業施設・都市公園・駅などを一体的に再整備・再構築し、自然と賑わいが融合したパークライフを満喫できる「新しい暮らしの拠点」を創り出していくまちづくりプロジェクトが進行しています。

今般の受賞は、1922年の創業以来、事業活動を通じた社会課題の解決に取り組み続けてきた東急と、将来的なゼロカーボンの実現にむけたまちづくりを進めている町田市とが連携し、本地区において取り組んでいる以下について総合的に評価をされたものです。
 
<主な評価ポイント>
■グリーンインフラを採用し、雨水の自然浸透装置をエリア全体に配置
■歩車分離かつバリアフリーでシームレスにつながったウォーカブルでコンパクトなまちづくり
■カーボンニュートラルなライフスタイルの普及のため、電気自動車の急速充電気を設置
■商業施設での、LED照明および太陽光発電システムパネルの一部導入
 (今後は、太陽光発電所を活用したオフサイトコーポレートPPAモデル(※2)を採用予定)
■国際的な環境認証制度「LEED」の2部門で国内初のゴールド認証を取得

※1:「地球環境大賞」は、1992年、「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、公益財団法人世界自然保護基金(WWF)ジャパンの特別協力を得て創設され、環境保全に貢献する企業・団体等を対象とする顕彰制度です。本制度は地球温暖化防止や循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発、環境保全活動・事業の促進や、21世紀の社会システムの 探求、地球環境に対する保全意識の一段の向上を目的とした、国際連合が掲げる「SDGs(持続可能な開発目標)」の理念とも一致した取り組みです。フジサンケイグループが主催、経済産業省、環境省、文部科学省、国土交通省、農林水産省、総務省、一般社団法人日本経済団体連合会、日本商工会議所が後援しています。なお、授賞式は2023年4月17日(月)に東京・元赤坂の明治記念館にて執り行われる予定です。

※2:場所の離れた発電所から需要場所へ送配電系統を通じて電気を供給することを前提に、発電事業者・小売電気事業者・需要家が長期・固定価格で電力購入契約を結ぶ、電力供給・調達方法。