美しい時代へ-東急グループ 東急電鉄

ニュースリリース

2022年1月04日

東急グループ代表 野本弘文・東急(株)取締役社長 髙橋和夫
年頭あいさつ【要旨】

東急グループ

1.東急グループ代表 野本弘文 年頭あいさつ (東急グループ各社トップに対する年頭あいさつ)
(1)日  時 2022年1月4日(火) 9時10分
(2)要  旨
グループ各社で年末年始に大きな事故もなく、無事に新年を迎えられたことを喜びたいと思います。各社の皆さん、とくに現場の皆さんの努力に感謝します。

昨年も、上半期の大半は緊急事態宣言が発令されるなど、東急グループにとって大変厳しい一年となりました。一昨年に続き、厳しい事業環境でありましたが、東急グループでは6月からグループを挙げて、いち早く新型コロナウイルスワクチンの職域接種を進めることができました。また、10月以降は感染者数の減少に伴い、行動規制が緩和され、事業環境は好転の兆しをみせましたが、ここにきて感染者数も増加傾向にあり、オミクロン型の感染拡大を心配するところです。引き続き感染防止対策をとりながら、しっかりと事業経営を行ってほしいと思います。

今年は、東急グループ創立100周年を迎える年であります。2022年度下期の東急新横浜線開業の準備や、2023年度竣工の渋谷駅桜丘口地区再開発計画、東急歌舞伎町タワーの開発もいよいよ大詰めを迎えます。

東急グループを創設した五島慶太翁は、100年前に鉄道を敷設したときより、「沿線のお客さまには、ゆりかごから墓場まで徹底的に世話を焼くのだ」という考えに基づき、お客さまにとっての利便性を第一に追い求めてきました。五島昇元会長も、開発で得た利益を沿線に再投資することが、沿線の発展ひいては東急の発展につながるとおっしゃっています。まさに、サステナブルな街づくりの原点であり、その精神はグループのDNAとして脈々と受け継がれています。
これまでの100年を支えてくださったお客さま、そして諸先輩方に感謝と敬意を払い、これからの100年にもその精神を引き継ぎ、「安心」「快適性」に加え、「豊かさ」「楽しさ」がある街づくりを続けていただきたいと思います。サステナブルな街づくり、そして企業づくり、ましてやサステナブルな人づくりが大切であることを肝に銘じてください。

さて、年の初めに、名将・上杉鷹山(うえすぎようざん)の言葉「働き一両、考え五両、知恵借り十両」を紹介します。指示待ちで働くのは一両、自ら考えて行動すれば五両、さらに人の知恵を借りてより良い結果を出せば十両の価値がある、という意味です。考え、行動することはもちろんですが、それ以上に「人の知恵を借りる」ということが重要です。周りの人の意見、本、講演など、知恵を借りる方法は色々とあります。ただし、単に知恵を借りるだけではいけません。前提として、自分の考えや目指す姿がなければ、知恵を借りても自分のものにはなりません。自分の軸がなければ、より良いアイデアを選択することができないからです。

世界では「持続可能な社会の構築」に向けて舵を切る中、ESGについては急速に世の中から求められるレベルが上がっています。カーボンニュートラルに向けた動きも活発であり、一昨年の2050年カーボンニュートラル宣言に続き、昨年4月に2030年度の温室効果ガス排出削減目標が打ち出されました。グループ各社もしっかり取り組んでいただきたいと思います。そして、デジタル化への対応もしっかりとやっていただきたい。ただやることが目的になってはいけない、何を実現したいのかという目的を見失わずに着実に進めてほしいと思います。

各社、大変厳しい環境下ではありますが、事業をしっかり成長につなげ、これからの100年「輝ける東急グループ」と言われることを願っています。

2.東急(株)取締役社長 髙橋和夫 年頭あいさつ (東急(株)社員に対する年頭メッセージ)
(1)日  時 2022年1月4日(火) 10時10分
(2)要  旨
各事業の第一線で勤務している現場の皆さんが、年末年始も変わらず取り組んでいただいたおかげで、大きな事故もなく、こうして新年を迎えられたことに感謝したいと思います。

昨年は、グループの従業員を対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種を、スピード感をもって実施し、結果として2万人、延べ4万回の接種を東急病院において行うことができました。今後も引き続き、お客さまおよび従業員の安全・安心の確保を最優先に適切に対応していきます。
また、昨年は、メインテーマを『変革』とした中期3か年経営計画を策定しました。初年度である今期は、上半期に緊急事態宣言の再発令などがあったものの、なんとか連結目標利益の達成が見えてきている状況ではありますが、実態としては好調な不動産販売事業などに大きく依存しており、まだまだ計画通り推進できていない事業が散見されますので、より一層の尽力をお願いします。

さて、本年2022年についてですが、我が国の経済見通しでは、2021年10-12月期からプラスに転じ、本年に入っても、そのまま継続し、後半で鈍化はするものの、3%台の成長率が予測されています。実際に昨年の後半からいわゆる「リベンジ消費」として、外食や小売、観光の分野で高価格帯のものから動き出しています。昨年来、繰り返しになりますが、その消費マインドに火をつけて需要を喚起し、事業につなげていくことが肝要です。まだまだやりきれていないと思いますので、結果が出るまで、粘り強く実行してください。
来年の春には、「東急歌舞伎町タワー」が竣工、開業します。複合エンターテイメントの拠点を提供するという新たな挑戦でもあり、それに向けて今年は本格的に準備が進みます。また、東急新横浜線の開通も控えています。利便性向上のための大規模なネットワーク整備としては、東横線と副都心線の相互直通からおよそ10年ぶりとなる大規模なものとなります。お客さまや地域からの期待に応えて、安全面に十分配慮しながら工事などを進めてください。

次に、「安全・安心」への意識の重要性についてですが、「安全・安心」は当社事業の根幹であり、お客さまが東急ブランドに寄せる「信頼」の源泉です。すべての事業、会社の活動において「安全・安心」を基に遂行すること、コンプライアンスを遵守することが、我々の一番の土台であることを、念頭においてください。
加えて昨今、車両内での刃物を使った傷害事件の発生など、不慮の事態においてお客さまの安全をいかに確保するかという課題も出てきています。当社は防犯カメラの全車両設置など、他社に先駆けてさまざまな取り組みを既に実施していますが、更なる高度化が求められています。人災だけではなく、自然災害も含めて、事業者として、体制をしっかりと整備しながら、職務にあたるようお願いします。

また、SDGsへの取り組みについて、当社は、まちづくり事業を通じた社会課題の解決に創業以来取り組み続けています。今後もSDGsは、社会的・国際的に求められる対応に加え、東急として全てのステークホルダーに提供する価値という観点からも推進していきます。SDGsへの貢献は、コスト・施策ではなく、事業を通じて果たされるものだと考えます。経済価値との両立なくしては、サステナブルな社会価値の提供につながらないということです。

最後になりますが、当社は9月2日に創立100周年を迎えます。100年企業の特徴として、「不易と流行を合わせ持っている」、「独自の使命が明確に言語化されている」、「社員を大切にしている」、「世の中、地域への貢献を実践している」、「リスクに備えている」などがあると言われています。どれも私たちが常々大切にしている価値観であり、考え方であると思います。創業以来、多くの先人の方々や関係者のみなさまに支えられ、今日の東急グループがあります。そのことに感謝の気持ちを持ち、次の時代へとしっかりとつないで行くことで、その思いに応えていくことが何よりも大切です。この一年、皆さんと共に力を合わせ、明るい未来の礎となる年にしていきましょう。    

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