美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2023年1月26日

池尻大橋エリアのクリエイターと協業したリノベーション事業
「大橋会館」が2023年初夏に開業します
~ネイバーフッドとクリエイターの交流を生み出すエリアの“起点”づくり~

東急株式会社

当社は、東急田園都市線池尻大橋駅徒歩5分に位置する築48年の「大橋会館(以下、本施設)」を大規模リノベーションし、「ネイバーフッド(※)とクリエイターの交差」を目指す新拠点として2023年初夏に開業します。本施設は、カフェ・バー・レストラン、シェアオフィス、シェア型のホテルレジデンス、サウナなどの機能が融合した複合施設です。

池尻大橋エリアは、渋谷駅から一駅という好立地に加え、四季を感じられる目黒川といった自然環境を有しており、ユニークな個人店、ギャラリーなど魅力的なスポットが点在し、新たな文化が数多く生まれている街です。

本施設は、リノベーション前は研修施設などとして利用されていましたが、企画段階から池尻大橋エリアで活躍するクリエイターが多数参画することで、池尻大橋らしいカルチャーを感じられる施設を目指しました。
1階には、朝はOverview Coffee監修のブレックファスト、昼から夜はロンドンの有名ワインバーNoble Rotの元ソムリエがセレクトするワインに合わせたダイニングを提供する「Terrain」による飲食店と、さまざまなクリエイターたちが集うアソシエーション「CEKAI」が手掛ける、作品展示やイベントなどさまざまなコンテンツを発信する多目的スペースを配置することで街のにぎわいを生みだします。2階・3階には、自社オフィスとしての利用に加え、展示会や撮影スペースとして利用できる区画も備える、クリエイターをターゲットとしたシェアオフィスを配置します。4階・5階には、移住者や多拠点生活者向けで長期滞在中の外泊数に応じて利用料が減額されるシェア型ホテルレジデンスを配置しており、職・住・遊の機能が融合した施設に生まれ変わります。
また、本施設は小規模でユニークな店が点在する池尻大橋エリアにおける交流拠点を目指し、まちに開かれた施設とするため、エントランスに誰もが利用できる公園のような空間となる「コモン」を配置します。さらに、施設利用者同士の繋がりや地域の賑わいを創出するキッチンカーやマルシェ、地域の人に向けたワークショップやカルチャーイベントを開催し、ネイバーフッドとクリエイターの交流を生み出していきます。これらの交流によってこれからの池尻大橋エリアの魅力をより引き出せるような、街にとっての“起点”となるようなプロジェクトを目指します。

当社は、既存の建物・設備を生かして、地域の特性にあったさまざまな用途を導入した複合施設へとリノベーションを行うことで、環境問題などの社会課題の解決に貢献します。また、今後も大きく変化する社会環境に適応した不動産開発を行うことで、東急線沿線の価値向上や新しい価値観の提案など社会的価値の創出による「東急ならではのまちづくり」を推進していきます。
※ネイバーフッド:地域住民、ワーカー、来街者など、地域に関わる人

20230126img-1.jpg

本件・別紙資料 (297.76 KB)