美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2014年11月10日

特定都市鉄道整備事業実施状況

東京急行電鉄株式会社

当社の特定都市鉄道整備積立金について、2014年度上期の積立金額及び取崩額が次のとおり確定しましたので、お知らせします。

 
 当社では、東横線の輸送力増強および速達性向上策として「東横線渋谷~横浜間改良工事」を進めています。同工事は、特定都市鉄道整備積立金制度に基づき、2005年3月の運賃改定以降、半期ごとに鉄道旅客運輸収入の2%を積み立てており、この積立金を工事費の一部に充当することにより、工事の促進を図っています。2013年3月には東横線渋谷駅を地下化し、東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始しました。
 また、田園都市線の輸送力増強策として「大井町線大井町~二子玉川間改良工事および田園都市線二子玉川~溝の口間複々線化工事」を進めています。同工事は特定都市鉄道整備積立金制度に基づき、1995年9月の運賃改定以降、半期ごとに鉄道旅客運輸収入の1%を、1997年12月の運賃改定以降は2%をそれぞれ積み立て、その積立金を工事費の一部に充当することにより工事の促進を図っていましたが、2005年3月に認定期限を迎えたため積み立てを終了し、2005年度から取り崩しを開始しました。大井町線は2008年3月に大井町~二子玉川間で急行運転を開始し、続いて2009年7月には溝の口まで延伸して大井町~溝の口間の急行運転を開始し、田園都市線の輸送力増強を図りました。
このたび、2014年度上期の積立金額及び取崩額が確定しましたので、工事の進捗状況とあわせてお知らせします。

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