人へ、街へ、未来へ。 東急電鉄

ニュースリリース

2024年10月01日

東急電鉄ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン方針を新たに策定します

東急電鉄株式会社

当社は、新たに「東急電鉄ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン(以下、DE&I)方針」を2024年10月1日に策定します。東急グループは、経営理念の一つとして「個性を尊重し、人を活かす。」を掲げてダイバーシティマネジメントを推進しており、東急グループの中核企業である東急株式会社においても、全従業員にダイバーシティマネジメントの重要性を着実に浸透させることを目指し、2017年度に「東急株式会社(連結)ダイバーシティマネジメント宣言」を発表しています。一方、当社では中期事業戦略において「人財」を事業基盤の一つと位置付け、ダイバーシティ経営の推進を掲げておりますが、今般さらなるDE&Iの推進に向けて、当社独自の方針としてDE&I方針を策定します。

鉄道の現業は長い間、男性従業員を中心に支えられてきましたが、2000年代初頭から女性の採用を始めました。現在は子育て・介護と両立して働く従業員も増え、共働き世帯の増加に伴い男性従業員の育児参画率も高まっています。駅係員や乗務員、技術部門の仕事は、働く時間や場所の自由度が低く、宿泊を伴う勤務もあるため、ワークライフバランスの確保や公平な職場環境の整備が必要になっていますが、さまざまなバックグラウンドを持つ従業員が個々の状況にあわせて成長機会を選択でき、能力を十分に発揮していくことは、持続的な企業の成長に欠かせないものです。誰もが同じスタートラインに立って等しく挑戦・成長する機会を得られるよう、一人ひとりのニーズや事情に合わせて必要な支援を行い、従業員が一人も取り残されず、安心していきいきと活躍できる環境を整えます。

当社は、「人へ、街へ、未来へ」をスローガンに掲げ、ユニバーサルなサービスの提供を目指し、大手民鉄で初となるホームドア・ホーム柵の全駅整備(世田谷線・こどもの国線を除く)や、駅構内の多目的トイレや車両フリースペースの設置など、バリアフリー設備の整備を行ってきました。さらに全ての駅係員・乗務員が、歩行の介助や車いす操作など、ケアされる方と同じ目線に立ち、お手伝いができる「サービス介助士」の資格を取得する※など、ソフト面での施策も推進してきました。今回DE&I方針の策定に伴い、従業員の多様な価値観を活かし、一人ひとりの能力が十分に発揮できる環境を整備することで、あらゆるお客さまに安心してご利用いただける鉄道運営とさらなるサービス品質の向上につなげていきます。

当社のDE&Iに関する取り組みは、別紙をご確認ください。

※2024年3月31日時点で全駅係員・乗務員がサービス介助士を取得済

(1)東急電鉄DE&I方針

イラスト

(2)制定年月日
2024年10月1日(火)