人へ、街へ、未来へ。 東急電鉄

ニュースリリース

2024年5月28日

共創パートナーと連携した、さまざまな“木にいいこと”により森林資源の循環を促進する
「SOCIAL WOOD PROJECT」をスタート!!
あわせて、池上線千鳥町駅での「木になるリニューアル」実施を決定

東急電鉄株式会社

当社は、今般、東急線沿線で木材を使った温かみが感じられる駅を利用するなど、さまざまな“木にいいこと”を知って・参加して・応援する機会が得られ、なにげない行動からだれもがこれまで以上に森林資源の循環に貢献できる“木と人がめぐるまちづくり”を目指す「SOCIAL WOOD PROJECT」(以下、本プロジェクトという)をスタートします。

本プロジェクトは、『木材活用』をコア事業として、木材の“地産都消”などの取り組みによる『地方創生』、日本の森林が抱える社会課題の解決を目指した『CSV(共創価値創造)の社会実装』、森林資源の循環につながる取り組みを通じた『コミュニティ醸成』を含めた4軸において駅を含む当社のさまざまな施設や設備に木材活用のフィールドを広げる取り組みです。LINEヤフー株式会社、古材日和グループをはじめとする共創パートナー、沿線にお住いの方々と連携して“伐って、使って、育てて、循環をつくる”森林資源の循環を育む多様な施策にも取り組み、環境・社会課題の解決を目指します。

また、本プロジェクトの『木材活用』の取り組みとして池上線千鳥町駅の“木を利用した駅づくり「木になるリニューアル」”に本年冬頃着手します。「木になるリニューアル」は、駅舎開業から長きにわたり親しまれた駅施設において、東京都多摩地区で生育・生産される木材「多摩産材」を用いたホーム屋根の建替えや、駅舎内外装などの改修をするもので、これまでに池上線戸越銀座駅、旗の台駅、長原駅において実施しており、今回の千鳥町駅は4駅目となります。環境配慮の観点では、木材をふんだんに使用することで、鉄骨造に比べて建設時のCO2排出量の抑制、炭素の固定化に寄与しています。

本プロジェクトは、今後木材活用のほか、地方自治体と連携した地方木材の活用や交流機会の創出、共創パートナーと連携した森林が抱える社会課題解決、多様な主体が参画できるコミュニティの創出などさまざまな施策に取り組んでいく予定です。

当社は、2024年度を始期とする中期事業戦略において、戦略の柱として、「鉄道による環境・社会課題の解決」に取り組むことを掲げました。鉄道事業を通じて脱炭素・循環型社会の実現への責務を果たすとともに、事業特性を活用した新たな価値創造・貢献などにより、環境・社会課題の解決を目指していきます。

イメージ
<SOCIAL WOOD PROJECTビジョンマップ>