美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2024年3月13日

東急アライアンスプラットフォーム2023DEMO DAYを開催
~累計応募件数が1000件を突破!最優秀賞は株式会社フードリボンが受賞~

東急株式会社

当社は、3月12日(火)にShibuya Open Innovation Lab(以下、SOIL)において、スタートアップを中心とした企業との事業共創を推進する「東急アライアンスプラットフォーム」(以下、TAP)の2023年度DEMO DAY(以下、デモデー)を開催しました。今年度のデモデーでは、「東急賞」「渋谷賞」「二子玉川賞」「SOIL賞」「オーディエンス賞」を決定し、最優秀賞にあたる「東急賞」には、株式会社フードリボンを選定しましたので、お知らせします。

株式会社フードリボンは、自分達だけのこと、自分達世代のことだけでなく、子供や孫の世代の幸せを願い行動できる世界を創ることをパーパスに掲げ、パイナップル葉やバナナ葉などの天然繊維事業、生分解性材料事業、シークヮーサー事業へ取り組んでいます。事業共創を行う東急電鉄株式会社とは、2023年5月27日(土)から9月30日(土)まで、駒沢大学駅徒歩1分の場所で、駒沢大学駅前周辺の事業者、地域住民参加型の環境・循環をテーマにした「駒沢大学駅前地域循環プロジェクト“KOMAZAWA MOAI FARM”」を運営し、誰もが参加しやすい資源循環型の取り組みを推進しました。

デモデーでは、審査員による協議の結果、パイナップルの葉など未利用資源を世界初の水圧による繊維抽出技術によって価値ある繊維に生まれ変わらせ、新たなアパレル製品やファブリックに活用することや、生産者がこれまで廃棄処分していた農作物の副産物を再利用する仕組みが、東急が「環境ビジョン2030」において目指す循環型社会の実現に寄与することが期待できるため、東急賞に選定しました。そのほかの5社とも、東急グループの事業資産を活用したテストマーケティングなどの結果を踏まえ、業務提携などを検討します。
また、今回東急グループの参画事業者21社のうち、最も積極的に応募企業との事業共創に取り組んだ事業者を表彰する「ベストアライアンス賞」では、東急電鉄を選定しました。

当社は、2015年度から、スタートアップ企業などとの事業共創を図る「東急アクセラレートプログラム」を実施しており、2021年度には「東急アライアンスプラットフォーム」に名称変更およびリブランディングを行うなど、スタートアップ企業などから選ばれ続けるオープンイノベーションプラットフォームを目指して進化を続けてきました。これまで、累計1062件の応募があり、うち126件のテストマーケティングや協業、うち44件の事業化や本格導入、8件の業務・資本提携が実現しています(2024年3月13日時点)。  

TAPは24時間365日応募を受け付け、スピード感をもって新規事業の創出に取り組んでいるだけでなく、2022年度デモデーで渋谷賞を受賞したアジラ社と2024年3月に資本業務提携を締結するなど、過去から継続して行っている事業共創の発展にも注力しています。また、開始してから9年目を迎える2023年度は、デロイト トーマツ ベンチャーサポートによる『Morning Pitch大企業イノベーションアワード2023』において東急グループが第1位を受賞するなど、TAPに参画する企業を中心に、東急グループのオープンイノベーションマインド醸成に注力してきました。こうした取り組みの結果、23件の協業が実現し、そのうち、今後事業共創の発展が特に見込める6社をデモデー登壇企業として選定しました。 

2024年度は、オープンイノベーションによる東急グループの既存事業の課題解決に留まらず、新たな事業創出に向け、社内外と連携した社会実装を推進することで、世の中の多様化するニーズに迅速に対応し、当社ならではの社会価値を提供することで、サステナブルな街づくりを推進していきます。

詳細は別紙のとおりです。

テキスト
▲「東急アライアンスプラットフォーム2023」DEMO DAY授賞式の様子