美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2022年12月19日

観光案内DXツールのリモート&AIコンシェルジュが
観光庁の「DXを活用した外国人観光案内所機能強化実証事業」に採択されました
~渋谷・函館と新千歳空港外国人観光案内所連携による、インバウンド向けの観光DXを推進します~

東急株式会社

当社が提供する観光案内DXツールのリモート&AIコンシェルジュサービス(以下、本サービス)を活用した「ターミナル拠点観光案内所連携による機能強化事業(以下、本事業)」が、観光庁の「DXを活用した外国人観光案内所機能強化実証事業(以下、応募事業)」に採択されました。観光庁の応募事業は、昨今急速に発展するDXの技術も活用し、既存の観光案内所の課題を解決しつつ、機能強化につなげる取り組みを実施することで今後の観光案内所の強化方策を明らかにするべく行うものです。

本事業は、訪日外国人が多く訪れる渋谷駅の観光案内所「WANDER COMPASS SHIBUYA」と北海道エアポート株式会社が運営する函館空港の2か所に本サービスを導入したサイネージ端末を設置・活用し、訪日外国人をターゲットに、新千歳空港外国人観光案内所と連携させることで、冬の人気観光地である北海道の情報提供や観光案内を実施します。
「WANDER COMPASS SHIBUYA」では本サービスの「たび診断」機能により、潜在的な顧客ニーズを把握しつつ、詳細な情報は新千歳空港外国人観光案内所のスタッフがリモートで接客をすることで、ローカルな生きた情報やニーズにあわせた観光提案を実施します。旅行客がこれから訪れる先の案内所スタッフと交流することにより、訪日外国人の満足度向上や行動変容を促せるかどうかの検証を行います。
また、函館空港では新千歳空港外国人観光案内所と本サービスで連携することにより、地方空港を利用する訪日外国人に向けた多言語案内の充実を図ります。新千歳空港外国人観光案内所をハブとすることで地方空港での安定的な観光案内所運営を実現するとともに、お客さまと観光案内所スタッフの接客のやり取りを自動でテキスト化することでマーケティングデータを蓄積し、観光案内所業務の効率化と平準化を目指します。

本事業は、将来的に全国の主要観光地の観光案内所と本サービスを連携、ネットワーク化させ、観光案内所に来所した訪日外国人に対し、ニーズに沿った全国各地のローカルな情報提供や交流により旅行者の満足度向上を図ります。また、多言語対応などが充実している観光案内所と多言語対応などに課題を持つ観光案内所をつなぐことで、効率的な運営体制と受入環境の整備および、各地域での広域周遊の実現を目指します。

詳細は別紙の通りです。

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<12月21日更新>
実証事業の期間
2022年12月20日~2023年2月15日
※函館空港は2023年1月11日から開始予定