美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2020年12月08日

社内起業家育成制度第4号案件が、事業エリアを大幅に拡大
渋谷の街まるごとメディア「ROADCAST」が新宿区、中央区、港区での展開を開始
~新規エリアの第1弾として、「Wall Art MUSEUM STORE」を実施~

東急株式会社

当社が展開する街まるごとメディア「ROADCAST(ロードキャスト、以下:ROADCAST)」は、2020年12月10日、渋谷エリアから、新宿区、中央区、港区エリアに事業エリアを拡大します。

2018年7月からサービスを開始したROADCASTは、落書きなどに悩む、路地裏に多く点在する住居や店舗などの未活用壁面を当社が一括して借用して同時展開することで街をまるごとメディア化し、プロモーションやアート作品展示などを行うことで、新たな文化の発信、街の活性化につなげる、街の賑わいと企業の効果的な広告宣伝を両立する仕組みです。現在、渋谷・原宿エリアの取り扱い壁面は解約率2%ほどと壁面所有者から好評で、140カ所を超えています。スマートフォンと連動させた街の回遊イベントや、ストリートアート展など、これまでに40件の企画を展開してきました。

拡大する新規エリアの第1弾企画では、福祉を起点に新たな文化をつくりだすアートライフブランド「HERALBONY」を展開する株式会社ヘラルボニー(代表取締役社長:松田 崇弥 以下、ヘラルボニー)と共同で街中に点在するウォールアートからアートプロダクトを購入できるミュージアムショップ「Wall Art MUSEUM STORE」(以下、本企画)を実施します。

本企画は、当社のオープンイノベーションプログラム「東急アクセラレートプログラム」をきっかけに発足し、ヘラルボニーが行っていたアートプロジェクト「全日本仮囲いミュージアム」を、ROADCASTの壁面を活用して規模を拡大して実施することで、持続的な福祉分野の支援に向けて協業します。作品に付随するQRコードを読み込むと専用のWebページからヘラルボニーと障害のあるアーティストとのコラボレーションによるアートプロダクトを購入でき、プロダクトの売上の一部は、福祉施設およびアーティストに還元され、福祉分野の経済的な活性化につなげます。

また本企画では、ROADCASTが賃借する壁面に落書き、剥がれ防止を目的として設置している下地シートに代替することで、今後もプロモーションなどの利用時以外の期間は常にウォールアートが展開されている状態とし、街の活性化に寄与します。12月10日の開始時は、渋谷区、新宿区、中央区、港区の4区内で計約40カ所の壁面で福祉アート展示を行い、今後も順次展示箇所を増やしていきます。

今後、ROADCASTでは、2021年度内に、渋谷区、新宿区、中央区、港区で約500カ所へ壁面拡大を目指し、4つの街ごとに最適な街メディアを展開することで、街の活性化、壁面の価値向上に寄与します。

本企画の詳細は別紙の通りです。

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本件・別紙資料 (913.57 KB)