東京急行電鉄(株)と東日本旅客鉄道(株)および東京地下鉄(株)の3社は、いよいよ8月より渋谷駅街区開発計画Ⅰ期(東棟)の工事に本格着手いたします。
計画については、2013年6月17日に東京都より都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画決定がなされ、今回の工事着手に向けて準備を進めてまいりました。
当計画建物は日本を代表するターミナルである渋谷駅の直上に位置し、東棟・中央棟・西棟の3棟で構成される延床面積約27万㎡の大規模開発です。Ⅰ期として今回着工する東棟は、東横線・副都心線、JR線、銀座線に直結し、乗換利便性の向上とともに、駅から街への人の流れの玄関口の機能を担います。また、高さは渋谷エリア最高となる約230メートル、地上46階建、高層部にはアジアのヘッドクォーター機能を担うにふさわしいハイグレードオフィス、中低層部には世界から集客し街の賑わいにつなげる大規模商業施設を設け、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催時には名実ともに街のシンボルタワーとなり、渋谷の発展を加速させます。
全体完成は、Ⅱ期(中央棟・西棟)が竣工する2027年度を予定しています。当計画は大規模ターミナル駅を中心とする都市再生のモデル的プロジェクトとなるとともに、世界中から常に注目を集める「エンタテイメントシティしぶや」の核となることを目指し、引き続き事業を推進してまいります。
今回工事着手する渋谷駅街区開発計画 Ⅰ期(東棟)の概要は別紙のとおりです。
