鉄道関連の国際デザインコンペティションである「第13回ブルネル賞」において、池上線池上駅改良・駅ビル開発と池上線戸越銀座駅、旗の台駅「木になるリニューアル」の2件が駅舎部門で奨励賞を受賞しました。同賞の受賞は、東急㈱グループとして初となります。
ブルネル賞は、世界の鉄道デザイン担当者が集まるワトフォード・グループが主催する、鉄道デザイン分野における唯一の国際コンペティションです。「駅舎」、「工業製品・グラフィックデザイン」、「技術インフラ・環境」、「鉄道車両」の4部門で、それぞれ優秀賞と奨励賞が選出されます。1985年に第1回コンペティションが開催されて以来、数年ごとに開催されており、今回が13回目の開催となります。授賞式は2025年9月24日(水)にロンドンで開催されました。
今回の受賞では、革新性、品質そして鉄道デザインの未来への貢献が評価されました。池上駅改良・駅ビル開発では、歴史的な要素を駅舎のデザインに反映させた点や、図書館をはじめとする複数の公共施設を併設した点が評価されました。戸越銀座駅、旗の台駅「木になるリニューアル」では、施工条件に制約がある中で、木材を活用し、美しく巧妙な屋根を実現した点が評価されました。
東急電鉄株式会社と東急株式会社は、今後も駅の魅力を高める駅のリニューアルや沿線開発、地域との連携などを通して、東急線沿線のサステナブルなまちづくりを推進していきます。


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