伊豆の地域活性化の取り組み

東急グループでは、伊豆エリアにおいて交通事業やホテル事業・商業施設の運営などを行い、グループの事業拠点である伊豆の地域活性化に取り組んでいます。

MaaS(Mobility as a Service)の提供

伊豆エリアにおけるMaaSの取り組み

地方の観光拠点では、バス、タクシーなどの2次交通にとって国内外観光客の利用促進と少子高齢化による担い手の減少が大きな課題となっています。そこで当社は、伊豆半島を対象に駅や空港から2次交通を使用して目的地までシームレスに移動できる2次交通統合型サービス「観光型MaaS」を伊豆エリアで提供し、国や自治体と連携しながら、新しい交通手段の開発などに取り組むことで、旅行者の利便性向上と地方活性化に貢献します。

MaaSの実証実験

伊豆エリアの2次交通が検索・予約・決済できる専用ウェブサービス「Izuko」を使用した実証実験を、2019年度に約190日間実施しました。デジタルフリーパス、AIオンデマンド乗合交通などを含めたデジタルチケットの販売枚数は6,166枚となり、国内の観光型MaaSの事例の中では圧倒的な利用規模となりました。2020年11月からはサービスエリアを拡大し、実装を目指して取り組んでおります。また、2021年1月には田園都市線沿線を中心に、鉄道だけでなくバス・ハイヤーなどの移動サービスと生活サービスをシームレスに提供する実証実験「DENTO」を展開します。

THE ROYAL EXPRESSの運行

THE ROYAL EXPRESS

2017年7月、当社と伊豆急行は、JR横浜駅と伊豆急行線伊豆急下田駅を結ぶ観光列車「THE ROYAL EXPRESS(ザ ロイヤル エクスプレス)」の運行を開始しました。関連施設や周辺の環境も整備し、伊豆の地域活性化に向けて、地元の方々、東急グル―プ各社とも連携し、新たな旅をご提案することで、伊豆の魅力を国内外に発信しています。

THE ROYAL EXPRESS

© ドーンデザイン研究所

8両編成で、客車、食堂車、キッチンカー、コンサート・結婚式・展示会などさまざまな活用が可能なマルチカーで編成されています。先端技術から生まれる素材や工法に、伝統的な素材や職人の技を組み合わせ、上質な空間と魅力的な車内サービスの提供で、お客さまの心に残る時間を提供します。

寝姿山山頂 「THE ROYAL HOUSE」・下田ロープウェイ

「THE ROYAL EXPRESS」の発着駅、伊豆急下田駅前にある寝姿山の山頂に、下田湾を一望できるレストラン「THE ROYAL HOUSE」を開業しました。海の幸や季節の野菜を生かした懐かしく親しみのある料理や、生産地や製法などにこだわった飲料などをお楽しみいただけます。ロープウェイのゴンドラも外観を列車のイメージと合わせ、寝姿山の木々の緑に映えるロイヤルブルーに、内装には天然木を使用してリニューアルしました。

THE ROYAL HOUSE
下田ロープウェイ

観光列車の運行に合わせた周辺環境の改修・整備

「THE ROYAL EXPRESS」専用バスの導入

「THE ROYAL EXPRESS」専用バス外観イメージ
©ドーンデザイン研究所

「THE ROYAL EXPRESS」のお客さま専用バスを運行しています。このバスの導入により、中伊豆などへの観光エリア拡大や、伊東・横浜間におけるご利用などTHE ROYAL EXPRESSの旅をより魅力的なものとしています。

「THE ROYAL EXPRESS」関連施設の設置

THE ROYAL CAFE YOKOHAMA

横浜駅にドリンクや軽食を楽しめるカフェと、伊豆下田の名産などを販売するショップ、「クルーズプラン」の専用ラウンジを設置。「THE ROYAL EXPRESS」の雰囲気を味わいながら、旅の始まりを演出しています。

THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~

THE ROYAL EXPRESS ~HOKKAIDO CRUISE TRAIN~

JR北海道と当社は、北海道胆振東部地震の影響を受けた北海道を応援するため、観光振興と地域活性化を目的として、2019年2月に観光列車の走行プロジェクトをJR東日本、JR貨物との4社連携で立ち上げました。2020年夏、札幌を出発し、帯広・十勝、釧路・知床、オホーツク・北見、旭川・美瑛・富良野の4エリアを巡り、観光資源を体感できるコースを運行。観光列車を訴求力のある旅行商品に仕立てることで、北海道の観光資源の魅力発信を行いました。

不動産事業等の取り組み

ミクニ伊豆高原

レストランテラス席

2019年10月、伊豆急行線伊豆高原駅前に「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ・三國清三氏がプロデュースするレストランがオープンしました。設計は、建築家・隈研吾氏が担当。上質な空間で心に残る特別な食事を提供しています。

富士山三島東急ホテル・商業施設「ミトワみしま」

2020年6月、JR三島駅南口に「富士山三島東急ホテル」と商業施設「ミトワみしま」からなる「東急三島駅前ビル」を開業しました。この施設は、富士の眺望を最大限に生かした「富士山三島東急ホテル」(1~14階)と、地域の魅力や利便性を高める商業施設「ミトワみしま」(1~2階)で構成する複合施設です。
三島が誇る豊富な湧水と富士の景観にふさわしい、水と開かれた緑の大地をテーマとする建物デザインは、三島の新たなシンボルとなります。伊豆半島の北端に位置する三島は、伊豆や富士・箱根方面への起点となる玄関口であり、この施設は伊豆周辺エリアにおける広域観光交流拠点として地域の活性化に貢献します。

東急三島駅前ビル
ミトワみしまのエントランス

静岡・三島/富士山三島東急ホテル

ゴールデンルート上かつ新幹線停車駅のJR三島駅南口徒歩1分に位置する、周遊 観光の拠点となる絶好のロケーションで、最上階から富士を楽しむ展望温浴施設 や地元食材を生かした食事など、滞在を楽しめるアーバンリゾートホテルです。 日本有数の観光地である富士・三島・伊豆・箱根の新たな魅力の発見や、アクティ ビティを体験しながら日本らしさを見つける旅を提案します。

2020年6月30日開業 客室/195室

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