当社は、大規模複合施設「渋谷ストリーム」から「渋谷ブリッジ」方面をつなぐ遊歩道「渋谷リバーストリート」において、イルミネーションを3年ぶりにリニューアルし、2026年4月1日(水)から新たな演出を開始します。
渋谷リバーストリートは2018年の渋谷ストリーム開業に合わせて、旧東横線渋谷駅の地下化により地上にあった線路跡を整備して生まれた遊歩道です。同時期に渋谷川も開渠化され、官民連携により清流として整備されました。
渋谷ストリーム開業以来、渋谷ストリーム前 稲荷橋広場から渋谷リバーストリート沿い、また、渋谷川も照らす演出としてイルミネーションを設置し、都市空間の中にある貴重な水辺空間・自然環境である渋谷リバーストリートの水辺魅力創出や回遊性向上を目指してきましたが、この度、さらなる魅力向上を目指し、「SHIBUYA FLOWSCAPE」をコンセプトに掲げたイルミネーションのリニューアルを実施します。
新コンセプトである「SHIBUYA FLOWSCAPE」は、渋谷川を流れる水の動きや、川沿いを通り抜ける風、季節の移ろいといった自然のリズムを光で可視化し、都市の中にある自然の存在を体感できる風景を創出することを目的としています。遊歩道沿いには、柔らかく揺らぐ光のラインや、川面のきらめきを想起させる光の演出を配置し、川沿いを歩く人々の動線に寄り添うような光の風景を形成します。
また本演出では、株式会社グリーンディスプレイが開発する植物発電技術「botanical light」を用いた光の演出を一部に導入しています。渋谷リバーストリートの植物と土壌の微生物の働きによって生まれるエネルギーを活用した電源不要の光が、植物の生命活動を感じさせるような繊細な光として空間に表れ、都市の中で自然の息づかいを感じられる景観を生み出します。
さらに、一部エリアの樹木を照らすアッパーライトの演出では、川沿いの空気環境(温度・湿度・風の状態)をセンシングし、その変化を光の色のグラデーションやゆらめきとして表現する新たな試みも導入しています。これにより、その時その場所に流れている空気の状態が光の変化として現れ、訪れる人々が体感する風や空気の流れと光の表現が重なり合うことで、自然と都市空間のつながりを感じられる演出となっています。時間帯や季節に応じて光の表情が変化することで、訪れるたびに異なる風景を楽しむことができ、昼間とは異なる夜の水辺空間の魅力を創出します。
当社は、今後も本取り組みのような先進技術と公共空間の融合を通じて、渋谷リバーストリートをはじめとした渋谷エリア全体の賑わいと魅力の向上を目指します。