美しい時代へ-東急グループ 東急

お知らせ

2025年10月23日

駅を利用されるお客さまの利便性向上を目指し、
多機能ロッカー「マルチエキューブ」を田園都市線渋谷駅含む東急線4駅に導入します

~ホテル配送サービスや荷物の受取・配送サービスを提供します~

東急株式会社(以下、「東急」)は、駅をご利用されるお客さまの利便性向上を目的に、多機能ロッカー「マルチエキューブ」を東急線4駅(渋谷駅、駒沢大学駅、武蔵小杉駅、大岡山駅)に設置します。渋谷駅での2025年10月24日(金)の設置を皮切りに、順次導入を進めていきます。

多機能ロッカー「マルチエキューブ」は、株式会社JR東日本スマートロジスティクスが開発した次世代型のロッカーで、通常の預入利用はもちろん、「マルチエキューブWEBサイト」から事前予約も可能です。渋谷駅では23区内および浦安市内の宿泊先ホテルへの荷物の当日配送が可能な「ロッカーホテル即配サービス」を10月25日(土)以降にスタートし、手ぶら観光を推進します。また武蔵小杉駅においては地域・社会のインフラである駅でニーズの高い荷物の受取・配送サービスを順次提供し、さらなる利便性の向上を図ります。

これまで東急は、駅構内を中心にコインロッカーの設置を推進してきましたが、近年ではECの拡大や観光需要の回復、そしてアフターコロナにおける生活様式の変化に伴い、荷物の預入にとどまらず、受取や発送といった多様なニーズが高まっています。こうした社会的背景を踏まえ、より利便性の高いロッカーサービスの提供を目指します。
また、観光客による手荷物の預入や、ホテルへのキャリーケース配送によるスムーズな観光体験創出など、駅を起点とした新たなサービス体験の提供にも繋げます。

さらに、物流業界では、再配達削減やドライバーの労働環境改善といった課題への対応が求められています。「マルチエキューブ」は、駅での荷物受取を可能にすることで、配送の効率化にも寄与し、環境負荷の低減や持続可能な物流ネットワークの構築にも貢献することができます。

東急では、「基盤事業」と「付加価値創出事業」をかけ合わせる「地域コングロマリット経営」を推進しており、「マルチエキューブ」の導入を通じ、駅を単なる通過点ではなく、地域の生活を支えるプラットフォームとして進化させることを目指しています。今後も、駅を拠点に多様なサービスが生まれ、人・モノ・情報が循環するエリアづくりを進めていきます。

ロッカー画像