2025年10月5日(日)に発生させた田園都市線梶が谷駅構内における列車衝突事故を受けて、原因が信号システムの条件設定の不備であったことから、東急線全駅で調査を実施したところ、中間報告の通り、田園都市線・大井町線二子玉川駅構内および東急新横浜線新横浜駅構内において、同様の信号システムの条件設定不備があることを確認しましたが、当該3駅の信号プログラム改修を10月20日(月)までに完了いたしました。また、車庫(営業列車の進路に影響のない範囲を除く)についても同様の調査を完了し、いずれも異常はありませんでした。東急線全線の安全運行に支障はありません。
なお、本事故による負傷者はなしとしておりましたが、軽症者1名(回送列車の担当車掌)に訂正いたします。
引き続き、運輸安全委員会の調査に協力するとともに、再発防止に努めてまいります。
詳しくは、以下の通りです。
1.調査の概要(最終報告)
調査目的:信号システムの条件設定確認
調査期間:2025年10月6日(月)~10月13日(月・祝)
対象箇所:東急線鉄道全線※1における転てつ器のある33駅および車庫(営業列車の進路に影響のない範囲を除く)
※1 梶が谷駅およびこどもの国線を除く
調査結果:条件設定の不備を確認した箇所
田園都市線・大井町線二子玉川駅 1箇所
東急新横浜線新横浜駅 2箇所
2.調査結果を踏まえて実施した措置
梶が谷駅、二子玉川駅および新横浜駅における当該箇所の信号プログラム改修を10月20日(月)までに完了させました。東急線全線
の安全運行に支障はありません。
3.本事故による負傷者
軽症者1名(回送列車の担当車掌)
以 上
2025年10月20日