TOKYU CORPORATION 2016-2017
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二子玉川 環境への取り組み「水と緑と光」を開発コンセプトに掲げた当事業では、世界的な環境認証評価であるLEED※1の取得に取り組み、2014年9月、日本初の「LEED ND(まちづくり部門)」のゴールド予備認証を取得。2015年11月には、世界初となる「LEED ND(まちづくり部門)」のゴールド認証を取得し、街の新たな歩みに大きな弾みをつけました。評価内容二子玉川ライズは、多摩川や国分寺崖線に近接する自然豊かな環境に恵まれています。「LEED ND(まちづくり部門)」ゴールド認証では、こうした周辺の良好な自然環境に加え、自然環境と調和するまちづくりに力を入れていることが評価されました。特に、生物多様性を高める事業を評価する「JHEP(ハビタット評価認証制度)※2」の最高ランクAAAを取得している点(2014年5月)、二子玉川ライズのインフラ設備や建物において省エネ機器や再生可能エネルギーを採用するなど、生態系保全や環境配慮に取り組んでいる点が高い評価を受けました。また二子玉川ライズでは、田園都市線や大井町線、各種バスとの良好な交通アクセス網を確保していること、安全で快適な歩行者空間を形成し高密度でコンパクトな開発を行っていること、さらに商業やオフィス、公共施設、住宅を集積させ、さまざまな年代の人々が多様な目的で集う複合機能都市を整備していることなども大きく評価されています。「LEED ND(まちづくり部門)」世界初のゴールド認証取得世界初となる「LEED ND(まちづくり部門)」ゴールド認証の取得は、さまざまな反響を呼んでいます。国内外から環境や建築関係者の視察が急増。さらに産業の発展と地球環境の共生をテーマとするフジサンケイグループ主催の「第25回地球環境大賞」における最高評価“大賞”の受賞にもつながりました。二子玉川ライズでは、運営目標のひとつに、地域の人々や来街者に「自分の居場所」と感じてもらうことを掲げています。開業から1年以上を経た今、その目標はさまざまな形で結実しています。例えば、屋上庭園に設けられた「菜園広場」では、農作物を育て、地域住民や小学生、幼稚園に収穫体験の場を提供。また、周辺の水辺環境を再現した「めだかの池」では生物観察の場を提供し、近隣小学校の理科の授業に活用されています。このほか住民参加型のイベントを多数開催することで、街のコミュニティーづくりも広く支援してきました。地域の自然環境と調和し、街に開かれた取り組みを続ける二子玉川ライズでは、今後も多くの方々が快適に過ごせる空間を提供し、近隣住民の方々と共に、地域の魅力向上に努めていきます。「第25回地球環境大賞」受賞環境に配慮し、街に開かれた場へ※2 JHEP認証アメリカで開発された野生生物の生息地(ハビタット)の観点から、自然環境を定量的に評価する環境評価手法をもとに、日本生態系協会が改良を加えて構築したもの。生物多様性の取り組みを客観的に評価し、効果的な取り組みが普及することが目的。※1 LEED(Leadership in Energy and Environmental Design)エネルギー効率に優れ、持続可能な建築物を普及することを目的とした、米国グリーンビルディング協会が所管する環境性能評価指標。58

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