TOKYU CORPORATION 2016-2017
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経営陣の現場巡視「安全の日」の巡視社長をはじめ経営陣が定期的に各職場を巡視して安全の取り組みを確認するほか、職場の課題を話し合います。「事故情報専用モニター」の活用事故の再発防止のために、他社を含めた事故情報や再発防止策を迅速かつ正確に現場へ共有します。ヒヤリ・ハット情報の収集・共有事故の未然防止のために、事故には至らなかったもののヒヤリ・ハットしたという情報を収集・共有し、問題の早期発見につなげます。職場意見交換会本部長や各部門の管理職が現場を訪問し、職場の抱える問題点などを話し合います。共有改善報告・共有報告情報共有問題解決情報共有問題解決安全意識向上への教育・訓練システムの整備「東急安全の日」を鉄道事業本部における安全教育のうち最上位に位置付けた教育体系を構築し、一人ひとりが安全の重要性を理解し、行動につなげられることを目指します。安全の確保への取り組みホームからの転落事故防止策として、ホームドアの設置を進めています。従来の設置計画を大幅に加速し、2020年を目標に東横線·田園都市線·大井町線の全64駅に設置します。2015年度、新たに東横線新丸子駅や田園都市線宮前平駅などの5駅でホームドアの利用を開始しました。これにより、接触事故や不慮の事故などの輸送障害による運転支障時分(年間累計)が、対前年で約25%低下し、約38時間から約28時間半となり、安定した鉄道運行に大きな効果を発揮しました。2016年度も、東横線では自由が丘駅、日吉駅、菊名駅(上りホーム)、田園都市線では二子玉川駅、大井町線では中延駅など、12駅の工事に着手し、ホーム上での事故の未然防止に努めていきます。なお、目黒線ではホームドアを、池上線、東急多摩川線ではセンサー付きホーム柵を、全駅に設置済みです。車両内の防犯対策として、車内防犯カメラの設置を進めており、2020年までに当社が保有する全車両への設置を目指しています。さらに、踏切内での事故防止のため、踏切内を立体的に検知でき、検知精度が高い3D式踏切障害物検知装置の導入を進めるなど、さまざまな施策により事故の未然防止、鉄道運転事故や輸送障害防止に取り組んでいます。安全対策の重点施策ホームドア安全の確保は鉄軌道事業の最大かつ最重要の責務です。そのため当社では、安全管理の体制や方法を定めた「安全管理規程」を基に、経営トップから現業第一線の従業員まで一体となった安全管理体制を構築しています。事故の再発・未然防止策に注力し、必要な施策安全の追求と管理体制「安全」「安心」な東急線を目指してを確実に実施しています。従業員一人ひとりがリスクを先取りして解消し、今後もお客さまに安心してご利用いただけるよう全力で安全を追究し、「安全」「安心」な東急線を目指していきます。東急安全の日2014年2月に発生した東横線元住吉駅列車衝突事故を風化させないために、社員一人ひとりが事故を振り返り、向き合う場として「東急安全の日」を設定しました。2016年2月15日に「第2回東急安全の日」を開催し、事故当時担当した社員の体験談や、全日本空輸株式会社総合安全推進室長の田中龍郎氏をお招きし「ANAグループの安全の取り組み」についてご講演いただきました。安全意識向上のための取り組み東急線の安全対策14

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