TOKYU CORPORATION 2015-2016
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環境マネジメント推進体制図のイベントとしてクラシック音楽で新年のカウントダウンを行う「東急ジルベスターコンサート」に特別協賛しています。東急線沿線にお住まいのお客さまに向けて、鉄道情報や沿線情報を提供するための情報誌、「HOTほっとTOKYU」、「SALUS(サルース)」を発行しています。 「HOTほっとTOKYU」は、鉄道とバスの情報とともに、沿線の観光スポットやイベント情報を提供するなど、東急線を利用されるお客さまに役立つ誌面づくりを目指し、東急線各駅の専用ラックなどで毎月約10万部を配布しています。お客さまに向けた情報発信東急グループは、「自然環境との融和をめざした経営を行う」という経営理念のもと、グループ各社で環境活動を推進しており、当社をはじめ10社1学校法人がISO14001の認証を取得しています。一部のグループ会社では、環境省がより取り組みやすい環境マネジメントシステムとして浸透を図っている「エコアクション21」の認証の取得や、「グリーン経営」認証を取得しています。グループ会社の認証維持に際しては、当社ならびに認証取得経験のあるグループ会社の環境担当者が内部監査などを支援しています。2003年度から、環境負荷の大きいグループ会社を対象として環境影響調査を実施し、事業活動が及ぼす影響を定量的に把握しています。各社ごとの長期計画や目標、実績などをグループ内で共有しているほか、環境経営推進に役立つ情報を共有し環境活動のレベルを高めることを目的として、東急グループ環境情報交換会を開催し、合わせて有識者によるセミナーも実施しています。当社では、1998年に環境専任組織を設置しました。1999年には長津田車両工場(現:長津田車両区·長津田整備区)が私鉄の鉄道車両整備工場としては初めて、2000年には本社で、それぞれISO14001の認証を取得し活動しています。2014年度はISO14001およびISO14001に準拠した環境マネジメントシステム「東急電鉄エコアッププログラム」により、66の事業所において、86の目標を掲げ環境負荷低減に取り組みました。また、「環境を保全するためのコスト」と、それによる「環境保全効果」および「環境保全に伴う経済効果」を把握し、相互比較により環境保全効果を評価する手段として、環境会計を実施しています。鉄道事業や不動産事業をはじめとして、当社全体のCO2排出量の低減に努めています。鉄道事業、都市開発事業の地球温暖化対策については、各事業ページをご覧ください。東急グループは、環境経営を推進し、事業活動における環境負荷を低減するため、積極的に環境活動に取り組んでいます。東急グループ各社が推進するさまざまな環境活動をより多くのお客さまにご理解いただくために、2000年から「WE DO ECO.」という統一的なキャッチフレーズで広告シリーズを展開しています。資源のリサイクルや緑化活動などの環境に関するさまざまな取り組みを、ポスターやホームページなどで紹介しています。東急グループの環境マネジメント東京急行電鉄の環境マネジメント地球温暖化対策WE DO ECO.環境活動ポスター本社部門ISO14001 認証取得取締役社長専任組織CSR推進室 CSR推進部 環境課CSR経営推進委員会構成員:執行役員以上の経営層本社環境保全体制事業所環境保全体制●環境影響調査実施 ●全事業所で数値目標を掲げた環境活動を実施●意識向上に向けた環境教育の実施 ●環境関連法規制等の順守強化◎鉄軌道事業管理部門◎不動産・その他事業管理部門◎一般管理部門ISO14001に準拠した環境マネジメントシステムにより、身近な環境活動に取り組んでいます。SALUS(サルース)HOTほっとTOKYU52

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