TOKYU CORPORATION 2015-2016
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※カーブ区間やポイント部の手前では、先行列車との距離にかかわらず、列車が制限速度を超えて進入するのを防ぐシステムも導入しています。列車が制限速度を超えないよう、自動でブレーキがかかり、制限速度まで減速させるシステムです。先行列車との間隔を保つ速度制御、カーブ区間での速度制御などの機能があります。このためATC導入路線では、制限速度超過の可能性はありません。ATC[Automatic Train Control](自動列車制御装置)【導入路線:東横線、目黒線、田園都市線、大井町線、こどもの国線】進行方向進行方向進行方向ATC指示速度ATC指示速度信号電流をコンピューターがキャッチ先行列車制限速度を超えそうになった場合先行列車カーブ制限速度60km/h区間先行列車との間隔を保つ先行列車との間隔を保つ901001008060606060606060601001001009090705555452000列車最後尾が直線区間に入るまで速度制限される自動的にブレーキ制限速度を超えていた場合自動的にブレーキ信号を感知レールに信号電流が流れていて、連続的に列車に信号を送っています信号機を通過したとき、制限速度を超えていると列車に信号を送ります先行列車との間隔により設定された制限速度を超えて列車が信号機を通過すると、自動でブレーキがかかるシステムです。ATS[Automatic Train Stop](自動列車停止装置)【導入路線:池上線、東急多摩川線】進行方向進行方向進行方向ATC指示速度ATC指示速度信号電流をコンピューターがキャッチ先行列車制限速度を超えそうになった場合先行列車カーブ制限速度60km/h区間先行列車との間隔を保つ先行列車との間隔を保つ901001008060606060606060601001001009090705555452000列車最後尾が直線区間に入るまで速度制限される自動的にブレーキ制限速度を超えていた場合自動的にブレーキ信号を感知レールに信号電流が流れていて、連続的に列車に信号を送っています信号機を通過したとき、制限速度を超えていると列車に信号を送ります■カーブ区間の場合■先行列車との間隔を 保つ場合お困りごとがあった時のために、ホーム上などに駅係員よびだしインターホンを設置しています。お身体の具合が悪いときなどには、インターホンを押すと係員につながり、応対します(列車は止まりません)。インターホン具合の悪いお客さまや車内の異常を乗務員に知らせる装置で、車両連結部付近や窓の横、車いすスペースに設置しています(位置は車両により異なります)。車内非常通報ボタン※東横線・田園都市線の5000系と大井町線の6000系、目黒線、池上線、東急多摩川線、世田谷線、こどもの国線では乗務員と通話することができます。車内非常通報ボタン駅係員よびだしインターホン案内看板インターホン駅構内の状況確認や犯罪抑止を目的として、主にホーム、改札口、券売機、定期券うりばに防犯カメラを設置しています。また、駅係員による構内巡回を強化するとともに、主要駅には警備員を配置し、安全確保に努めています。駅構内の防犯体制駅の警備防犯カメラ旧見込みについて、お客さまに迅速・正確な情報を発信する役割も担っています。1日あたり306万人(2014年度実績)のお客さまが利用される東急線の安全確保と正常運行に努めています。運行の安全運輸司令所による運行管理運輸司令所では、東急線の鉄軌道線全線(東横線、目黒線、田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、こどもの国線、世田谷線)の運行を管理しています。各線の刻々と変わる運行状況や相互直通運転を行う各社の運行に関するさまざまな情報を把握しています。運転見合わせや遅延が生じた場合は、運行状況・復運輸司令所16

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