TOKYU CORPORATION 2014-2015
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毎日の安全運行がつくる安心の礎誠実に真摯に。追求し続ける 安全経営陣の現場巡視「安全の日」の巡視社長をはじめ経営陣が定期的に各職場を巡視して安全の取り組みを確認するほか、職場の課題を話し合います。報告・共有改善共有参加「事故情報専用モニター」の活用事故の再発防止のために、他社を含めた事故情報や再発防止策を迅速かつ正確に現場へ共有します。鉄道事業の現場情報共有問題解決職場意見交換会本部長や各部門の管理職が現場を訪問し、職場の抱える問題点などを話し合います。ヒヤリ・ハット情報の収集・共有事故の未然防止のために、事故には至らなかったもののヒヤリ・ハットしたという情報を収集・共有し、問題の早期発見につなげます。教育・訓練システムの整備、人材育成教育・訓練による人材育成や技術伝承の仕組み作りに取り組んでいます。安全講演会従業員の安全意識向上のために、社外講師による安全講演会を定期的に開催しています。報告情報共有問題解決スムーズな情報伝達コミュニケーションUPレベルUPレベルUP問題の早期発見安全の確保への取り組み運輸司令所運輸司令所では、東急線の鉄道線全線(東横線、目黒線、田園都市線、大井町線、池上線、東急多摩川線、こどもの国線)の運行を管理しています。上記各線の刻々と変わる運行状況や相互直通運転を行う各社の運行に関するさまざまな情報を把握しています。運転見合わせや遅延が生じた場合は、運行状況・復旧見込みについて、お客さまに迅速・正確な情報を発信する役割も担っています。1日あたり306万人(2013年度実績)のお客さまが利用される東急線の安全確保と正常運行に努めています。なお、世田谷線(軌道線)は世田谷線管区が運行を管理しています。安全の確保は鉄軌道事業の最大かつ最重要の責務です。そのため当社では、安全管理の体制や方法を定めた「安全管理規程」を基に、経営トップから現業第一線の従業員まで一体となった安全管理体制を構築しています。事故の再発・未然防止策に注力し、必要な施策を確実に実施しています。従業員一人ひとりが想像力を働かせ、リスクを先取り、解消し、今後もお客さまに安心してご利用いただけるよう全力で安全を追究し、「安全」「安心」な東急線を目指していきます。運輸司令所による運行管理安全の追求と管理体制14

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