TOKYU CORPORATION 2012-2013
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 当社では、東急線沿線地域を活性化するため、沿線地域の皆さまとともにさまざまな活動を展開し、東急線沿線外へ向けての情報発信活動を積極的に進めています。 また、当社は設立当初より大学などの教育機関の誘致に積極的に取り組んできましたが、2013年4月に開校予定の慶應義塾横浜初等部開設プロジェクト(最寄り駅:田園都市線江田駅)において総合監理業務を受託することで、私学と地域の連携による街づくりの可能性について協議を進めています。不動産活用コンサルティング 田園調布に始まり、東急多摩田園都市の総合開発、 渋谷・たまプラーザの街の活性化など、当社が実践してきた街づくりのノウハウを生かして、不動産活用コンサルティングを行っています。 オーナーの意向を尊重しながら、土地の資産価値や個性を精査し、事業用や住宅として利用する定期借地権事業や、賃貸マンション、商業ビルの企画段階から運営管理まですべてを当社が受託する建物賃貸事業などの資産活用を提案しています。たまプラーザと自由が丘の「不動産活用センター」を拠点に、地域、オーナーのニーズに密着した総合的なコンサルティング事業を展開中です。東急沿線情報サイト「とくらく」 東急線沿線が選ばれる地域であり続けるため、東急線沿線にお住まいの方のリアルな声を収集・発信することを目指して2007年にスタートしました。東急線沿線のイベントやお出掛け情報など、沿線地域の魅力をさまざまな角度からお伝えすることで、地域の皆さまに広く親しまれ、お役立ていただける情報を発信しています。TOPICS「次世代郊外まちづくり」良好な住宅地とコミュニティーの持続・再生へ、地域・官・民連携の取り組みがスタート! 2012年4月、当社と横浜市は「次世代郊外まちづくり」の推進に関する協定を締結しました。わが国が人口減少・高齢社会を迎えていく中で、住民の高齢化、住宅やインフラの老朽化、地域活力の低下などの社会課題を、先進的な官・民連携と地域住民の参画によって解決し、良好な住宅地とコミュニティーの持続・再生を目指していく「次世代郊外まちづくり」に着手しました。横浜市青葉区美しが丘の「たまプラーザ駅北側地区」を第1号のモデル地区に選定し、地域住民とともに「次世代まちづくり構想」を策定していくワークショップや、これからの住まいや地域医療、交通システム、環境・エネルギーなど「暮らしのインフラネットワーク」の構築を、さまざまな地域団体や企業の参画を得て進めています。 「次世代郊外まちづくり」によって、主要な事業基盤である「東急多摩田園都市」の魅力や新たな価値を次世代にわたって引き継いでいき、収益基盤の強化に努めていきます。地域と協働で進める沿線活性化東急沿線情報サイト「とくらく」慶應義塾横浜初等部(イメージ)不動産活用センター 自由が丘オフィス29

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