TOKYU CORPORATION 2011-2012
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19ープンしました。当社はこの「二子玉川ライズ・ショッピングセンター」に加え「二子玉川ライズ・オフィス」を運営するとともに、街の魅力を発展させ、さらに地域の人たちにも愛される街となるよう、二子玉川ライズ全体の管理と広報活動に取り組む「タウンマネジメント活動」も積極的に推進しています。二子玉川ライズ・オフィス8階には、当社が会員として参画する「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」の活動拠点「カタリストBA」があり、コンソーシアム会員企業をはじめ、クリエイターや社会起業家が集い、ワークショップやセミナー、コ・ワーキングといった創発活動を展開しています。このような取り組みが評価され、2011年に第24回日経ニューオフィス賞の「関東ニューオフィス奨励賞」を受賞しました。また、第2期事業については、2010年7月に「二子玉川東第二地区市街地再開発組合」が設立され、当社は組合員および参加組合員として参画しています。用途としてオフィス、ホテル、店舗、シネマコンプレックス、スタジオ、フィットネスクラブなどが計画されており、竣工は2015年6月の予定です。当社は本事業において、オフィス、商業などの賃貸事業を実施する予定となっており、本計画の中心的機能であるオフィスの賃貸事業では、二子玉川の豊かな自然と共生した環境や他用途との連携により働く人の創造性が躍動する空間を提供し、「日本一働きたい街・クリエイティブシティ二子玉川」の実現を目指します。「たまプラーザテラス」田園都市線たまプラーザ駅周辺で2005年より順次開発を進めてきた、たまプラーザ駅周辺開発計画が完成し、「たまプラーザテラス」が、2010年10月7日にグランドオープンしました。「ライフスタイル・コミュニティ・センター」のコンセプトのもと、スーパーマーケット、スポーツクラブ、カルチャースクールなど約140店舗の専門店と、百貨店、コンサート・イベントを行える広場やコミュニティホールなど、生活者のライフスタイル実現と地域のコミュニティ育成を支援するさまざまなサービス機能を提供しています。また、たまプラーザテラスと一体化したたまプラーザ駅は、既成概念にとらわれない駅のダイナミックな空間のインパクトやショッピングモールとの一体感、駅を挟んで街の南北を結ぶ回遊性、交通ターミナルの乗り換えの利便性など、多くの点が高く評価されており、2010年度の社団法人鉄道建築協会による鉄道建築協会賞の作品部門で、『最優秀協会賞』を受賞しました。永田町「東急キャピトルタワー」千代田区永田町二丁目の旧キャピトル東急ホテル跡地において建設していた、ラグジュアリーホテル、オフィス、レジデンスなどからなる高層複合ビル「永田町二丁目計画」は、「東急キャピトルタワー」として2010年7月に竣工しました。地上29階地下4階建て、延床面積約87,000㎡からなる同タワーは、地下鉄4線が乗り入れる国会議事堂前駅・溜池山王駅直結という利便性抜群の立地と、隣接する日枝神社の自然と調和した庭園や散策路を設けるなど、都心にありながら豊かな自然を取り入れた設計が特徴です。たまプラーザテラスゲートプラザ店内東急キャピトルタワーたまプラーザテラスステーションコートカタリストBA第2期事業完成後のイメージパース(再開発組合作成)※(仮称)二子玉川公園(上図左側の緑地)の図は、世田谷区が策定した「(仮称)二子玉川公園基本計画平成22年6月」のイメージ平面図をもとに、再開発組合が作成したものです。

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