生物多様性の保全 多様な動植物の生息環境や景観を保全・回復します。

歴史ある地域につながる屋上緑化

低層部の人工地盤上の緑化

低層部の人工地盤上の緑化

東急キャピトルタワーは、2011年に当社ホテルの建て替えによって誕生したザ・キャピトルホテル東急とオフィスからなる29階建ての建物です。かつて星ヶ岡と称された風光明媚な土地柄や、江戸の歴史・文化を継承する風格ある景観形成をおこない、周辺地域との調和を図っています。特に建物低層部に大規模な緑化を実施し、庭園や池を立体的に配置して緑地群が創出されています。
日枝神社の杜へと続く斜面や東側街路では、既存樹木の保全や、隣接する既存緑地と調和した樹種選定、もともとの地形を生かした緑豊かな歩行空間の確保などの配慮により、星ヶ岡の緑の面影を復元し明治神宮内苑から赤坂御用地、国会議事堂周辺、皇居へと広がる、緑の景観ネットワーク計画の一部としての役割を担い、都市景観の形成と地域生態系の保全や育成を進めてまいりました。
こうした一連の取り組みが評価され、財団法人都市緑化機構の「都市開発版SEGES(つくる緑)」第1号認定や、第12回「屋上・壁面・特殊緑化技術コンクール」屋上緑化部門で最上位である国土交通大臣賞を受賞しました。

ドレッセ二子新地の生態系への取り組み

ドレッセ二子新地

ドレッセ二子新地

2014年12月に竣工したドレッセ二子新地は、16,000㎡を超える広大な敷地に、約14,000本の樹木を配し、緑量の豊かなゆとりあるランドスケープ計画を実施しました。工事着手前に行った専門家による動植物の生態系調査に基づき、鳥や昆虫が寄りやすい「モモ」や「ハッサク」、実のところにヒヨドリ、ムクドリが集まる「ハナミズキ」などの植樹、水場を用意するなど生物が訪れやすいような仕掛け作りをしています。

犬蔵地区での自然環境の保全に配慮した開発

美しの森公園

宮前美しの森公園

多摩田園都市開発の締めくくりとなる川崎市宮前区犬蔵地区は、ゲンジボタルが飛び交う緑豊かな森があり、環境庁(現:環境省)から「生物多様性保全モデル地域計画」のモデル地区に指定されていました。開発には自然環境の保全が大きなテーマとなり、ホタルやその餌となるカワニナ、絶滅危惧種のホトケドジョウなどを着工前に採取、開発中は研究機関などで保育育成し、再び地域へ戻す計画を実施しました。
2006年春に誕生した「宮前美しの森公園」は1.6 haの広さをもち、従来からの貴重な動植物の生息環境と景観を保全・回復した、生物多様性を生かした街づくりのシンボルとなっています。
現在、この公園は、地域住民が主体となりNPO法人と協力して管理され、クリーンアップをはじめさまざまなイベントが行われるなど、地域の緑の拠点となっています。

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