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鉄道ネットワークの拡充

目黒線の日吉延伸、大井町線の溝の口延伸が完了し、東急線全体の利便性向上と輸送力増強が進んでいます。現在、2012年度に予定している東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に向けた渋谷〜横浜間改良工事、2019年4月に開業を予定している相鉄・東急直通線の着工に向けた手続きなどを進めており、鉄道ネットワークがますます拡充します。

東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転

東横線は、2012年度に予定している東京メトロ副都心線との相互直通運転開始のため、渋谷〜代官山間の地下化工事などを進めています。相互直通運転により、横浜〜渋谷〜新宿〜池袋が1本の路線でつながり、鉄道ネットワークがさらに拡充されます。この計画は、2005年2月、国土交通省から「特定都市鉄道整備事業計画」の認定を受けています。また、相互直通運転開始と同時に、特急・通勤特急・急行列車の10両編成運転を開始します(現在は8両編成)。中目黒駅、学芸大学駅、自由が丘駅などの特急・通勤特急・急行列車停車駅では、10両編成運転に対応するためのホーム延伸工事を進めています。また、中目黒駅ではエスカレーターの新設、横浜側の改札口新設、高架橋の耐震補強などの工事も行います。
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渋谷〜代官山間地下工事

相鉄・東急直通線

日吉駅〜JR東海道貨物線の横浜羽沢駅付近の間に約10kmの連絡線(相鉄・東急直通線)を新設する計画が進んでいます。
この連絡線は鉄道・運輸機構が施設を整備・保有し、相模鉄道と当社が使用して営業します。別に鉄道・運輸機構と相模鉄道が整備を進めている連絡線(相鉄・JR直通線)を一部活用することにより、相鉄線と東急線との相互直通運転を行います。この連絡線の整備により、神奈川県央部や横浜市西部と東京都心部が直結され、首都圏の広域的な鉄道ネットワークが形成されるとともに、東急線から新幹線へのアクセスも向上します。
この計画は2007年4月11日、国土交通省から、速達性向上計画の認定を受け、現在、環境影響評価などの手続きを進めています。運行開始は2019年4月の予定で、朝ラッシュ時の運転本数は1時間あたり10〜14本程度を予定しています。
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混雑緩和策

当社では、田園都市線の朝ラッシュ時の混雑と、混雑を一因とした遅延の解消を重要な課題と位置付け、さまざまな対策を行っています。

東急線沿線の人口は増加傾向が続きますが、下記対策や横浜市営地下鉄グリーンライン開業などの相乗効果により、田園都市線の朝ラッシュ時の混雑率は、198%(2007年度)から182%(2010年度)へと減少、遅延時間も約2分抑制(渋谷駅到着時・雨天以外の平日)されました。これからも、さまざまな施策により、混雑緩和と遅延抑制に努めてまいります。

大井町線の溝の口延伸と急行運転

田園都市線から都心へ向かうお客さまのルートの選択肢を増やすことによる利便性向上と田園都市線の混雑緩和を目的として「大井町線改良・田園都市線複々線化工事」を1993年から進めてきました。
2008年3月、大井町〜二子玉川間で急行運転を開始し、続いて2009年7月11日には、大井町線を溝の口まで延伸して大井町〜溝の口間の急行運転を開始。16年間に及ぶ大規模改良工事が大きな節目を迎えました。
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大井町線急行列車用車両6000系

混雑のピーク時間帯前後の増発

混雑のピーク時間帯ではこれ以上の増発が厳しい状況のなか、その前後の時間帯に、2008年から2009年にかけて急行3本を増発しました。また、夕刻・夜間の混雑緩和と利便性向上を図るため、下り列車も計13本増発しました。

準急運転

列車ごとの混雑を平準化するため、2007年4月、平日の朝8時台に渋谷駅へ到着する上り急行を、二子玉川〜渋谷間では各駅に停車する「準急」に変更しました。2008年3月には運転時間帯を10分拡大して、渋谷着7時50分〜9時00分にしました。

6ドア・座席格納車両

ドアが片側に6つ(通常の車両は4つ)あり、混雑時は座席を格納できる「6ドア・座席格納車両」を、渋谷駅へ到着する時に最も混雑する4・5・8号車に組み込んだ列車を導入し、朝ラッシュ時に集中的に運行しています。
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乗り降りしやすい6ドア・
座席格納車両(車内)

早起き応援キャンペーン

オフピーク乗車を促進するため、2010年11〜12月(第3回)、2011年7〜10月(第4回)に「早起き応援キャンペーン」を実施しました。このキャンペーンは、事前に登録していただいたお客さまが、対象各駅から所定時刻までに改札でPASMOをタッチして入場すると、携帯電話に東急グループ内外の提携店舗のお得なクーポンが届くものです。第4回はサマータイム版として対象路線や期間を拡大して実施しました。

バリアフリー化と接客サービスの向上

駅施設のバリアフリー化

すべてのお客さまに快適に利用していただくために、バリアフリー化工事を積極的に進めています。緑が丘駅は2011年3月にエレベーターを設置しました。2011年3月に着工した下神明駅改良工事は、2013年度のバリアフリー化完了と、2014年度の完成を目指して工事を進めています。これにより、東急線98駅全駅でバリアフリールートが確保されます。そのほか、菊名駅西口、五反田駅のJR山手線との乗り換え口の昇降機の増設も行います。
車いすでご利用いただける多機能トイレは、すべてオストメイト(人工的な排泄機能を持つ方)対応で、ほとんどがベビーベッドも備えています。駅の構造が複雑な駅では、施設の場所や現在地を点字でご案内する触知案内板を設置しています。また、すべての自動券売機と、点字ブロックで誘導している自動改札機には点字表示をしているほか、点字運賃表も全駅に備えています。

バリアフリー化の状況(2010年度末現在)
  • バリアフリールートが確保されている駅 98駅中97駅
  • 多機能トイレが設置されている駅 世田谷線を除く88駅中74駅

東急線駅施設利用案内
各駅のバリアフリー対応状況を掲載しています(ウェブサイト上にもバリアフリーマップを掲載)。

触知案内板画像

車両のバリアフリー化

車両では、すべての編成に車いすスペースを設けているほか、5000系(東横線・目黒線・田園都市線)、6000系(大井町線急行)、7000系(池上線・東急多摩川線)では、床面の高さを下げ、ホームとの段差を小さくしています。また、7000系以降の新造車では、車いすスペースに高低2段の手すりを設置しているほか、車両の両端に3人がけのクロスシートを採用して、ベビーカーなどとともに乗車されるお客さまのためのスペースを設けています。

床面とホームの段差を小さくした車両

7000系車いすスペース

3人がけのクロスシート

サービス介助士の資格取得推進

駅係員の接客サービス向上などソフト面の取り組みも積極的に進めています。特に、お身体の不自由なお客さまや高齢のお客さまなど、すべてのお客さまに安心してご利用いただけるよう、歩行の介助や車いす操作などのお手伝いがスムーズにできる「サービス介助士」の資格取得を推進しています。
2011年7月現在、駅業務や運転業務に携わっている従業員の98.7%が取得しています。

サービス介助士の理念や技術を生かして接客

鉄道事業のさまざまなサービス

女性専用車両

これまでもポスターや車内アナウンスなどにより、痴漢行為やその他迷惑行為防止へのご協力をお願いしていましたが、痴漢行為による精神的・肉体的な苦痛を抱えている女性のお客さまが少なからずいらっしゃる現状を考え、安心してご乗車いただくため、女性専用車両を導入しています。
田園都市線は平日の始発〜9時30分の上りの10号車、東横線は優等列車(特急、通勤特急、急行)の平日の始発〜10時の上下、17時〜終電の下り5号車に導入しています。なお、女性専用車両は女性のお客さまのほか、小学生以下のお客さま、お身体の不自由なお客さまとその介助の方もご利用いただけます。
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お忘れ物の検索能力向上

東急線の各駅に、駅や電車内のお忘れ物を検索する「お忘れ物検索システム」を導入し、お客さまのお忘れ物をスピーディーにお探ししています。
ただし、お忘れ物が発生した直後の場合は駅係員が相互に連絡し合って回収するなど、迅速な対応に努めています。

AED(自動体外式除細動器)の設置

心臓が不規則にけいれんし、血液を送り出せなくなる「心室細動」が起きた場合に、電気ショックを与え、心臓のリズムを正常にもどすための機器で、東急線全駅(世田谷線は三軒茶屋、上町、下高井戸のみ)に設置しています。
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運休や遅れが発生したときの対応

事故などにより運休や遅れが発生したときは、速やかに振替輸送など代替交通手段を確保するなど、お客さまのご不便を最小限にとどめられるよう努めています。常に最新の運行情報を提供できるよう、全駅に運行情報を表示する機器を設置しているほか、一部の列車では車内のドア上モニター画面でも表示しています。運行情報は、ポータルサイトや携帯電話版ポータルサイトでもご覧いただけます。
さらに東急各線で、遅延や運転見合わせなどが発生した場合(15分以上遅延している、あるいは見込まれる場合)に、あらかじめご登録いただいた携帯電話に運行情報の第一報をメール配信するサービスも行っています。
また、ポータルサイトでは、駅で配布している遅延証明書を印刷することもできます。

全駅に設置している運行情報表示器

運行情報メールの画面
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東急グループのCSR
東急グループの環境への取り組み
WE DO ECO
広告シリーズ(WE DO ECO)

東急グループでは、環境活動へのご理解を深めていただくために、2000年から広告シリーズ「WE DO ECO.」を展開しています。
グループ各社が推進している、資源のリサイクルや緑化活動といった 環境に関する取り組みをポスターや車内の液晶モニターなどで紹介しています。

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