東京急行ニュースリリース
 
 
2006年5月15日

 

2006年度の鉄軌道事業設備投資計画は総額588億円

 

 
東京急行電鉄株式会社
 東京急行電鉄(本社:東京都渋谷区、社長:越村敏昭)では、鉄軌道部門
で2006年度に総額588億円の設備投資を行い、輸送力増強をはじめ安
全対策の強化や輸送サービスの一層の向上に努めてまいります。さらに鉄道
ネットワークの拡充を目指し、東横線と東京地下鉄13号線との相互直通運
転化工事を引き続き進めてまいります。2006年度設備投資計画の概要は
次のとおりです。
 
輸送力増強とネットワーク整備に358億円
 
  田園都市線の輸送力増強策として進めている「大井町線大井町〜二子玉川
間改良工事および田園都市線二子玉川〜溝の口間複々線化工事」(参考図1)
におきましては、2007年度の大井町線急行運転開始に向けて、溝の口駅
改良工事、二子玉川駅〜溝の口駅間線増工事、旗の台駅改良工事などの工事
を引き続き進めてまいります。この工事が完成すると、田園都市線方面から
都心に向かうルートとして、現行の渋谷ルートのほかに、二子玉川駅から大
井町線を介して大岡山・目黒ルート、および大井町ルートが加わり、田園都
市線の混雑緩和が図られることとなります。
  東横線の輸送力増強策である「目蒲線(現目黒線)目黒〜多摩川園(現多
摩川)間改良工事および東横線多摩川園〜日吉間複々線化工事」(参考図2)
におきましては、目黒駅付近〜洗足駅付近間立体交差工事、武蔵小杉駅〜日
吉駅間線増工事を、引き続き進めてまいります。
なお、両工事とも「特定都市鉄道整備事業計画」の認定を受け、「特定都 市鉄道整備積立金制度」を活用して進めてまいりましたが、「目蒲線改良・ 東横線複々線化工事」につきましては1998年度より、「大井町線改良・ 田園都市線複々線化工事」につきましては2005年度より、積立金の取り 崩しを開始しております。  このほか、「東横線渋谷〜横浜間改良工事」について、2005年2月に、 特定都市鉄道整備事業計画」の認定を受け、「特定都市鉄道整備積立金制度 」を活用して進めております。同工事におきましては、2012年度の東横 線と東京地下鉄13号線との相互直通運転開始を目指し、渋谷駅〜代官山駅 間地下化工事、特急・通勤特急・急行列車10両化(現行8両)対応工事 (参考図3)を、引き続き進めてまいります。
両線の相互直通運転が開始されますと、池袋〜新宿〜渋谷〜横浜が一本の 路線でつながることとなり、東横線は、副都心と横浜地区を結ぶ広域的な鉄 道ネットワークの一翼を担う動脈路線としての機能を持つこととなります。
 
安全対策や環境対策、車両新造に165億円
 
 安全対策では、目黒線目黒駅付近〜洗足駅付近間立体交差工事を進めてお
り、2006年7月(予定)に立体交差化が完了しますと、既に廃止済みの
2か所を含む18か所の踏切道が廃止され、鉄道の安全性向上と交通渋滞の
解消が図られます。また、ATSを装備している線区(池上線、東急多摩川
線)において、曲線や分岐器通過時に速度超過を防止する設備を整備するほ
か、高架橋や橋梁、駅施設などの鉄道構造物耐震補強工事や、田園都市線池
尻大橋駅〜用賀駅間の各駅をはじめとした地下駅について火災対策施設の整
備工事を昨年に引き続き実施いたします。さらに、駅の防犯レベル向上のた
め、防犯カメラの鉄道線全駅での(こどもの国線を除く)増設および、駅イ
ンターホン、防犯ボタンの設置を進めてまいります。
環境対策では、目黒線大岡山駅〜奥沢駅間などに防音壁を設置するほか、 レールの重量化や道床の整備などを実施し、騒音振動の低減に努めてまいり ます。
車両新造は、新形式車両「5000系」の増備を進めてまいります。この 車両は「人と環境に優しい車両」を設計コンセプトに開発されたもので、エ ネルギー消費効率の向上による環境対策や、バリアフリー化、車内に設置し た液晶ディスプレーによる情報提供などを実現しており、当社線の標準車両 として位置づけています。今年度は、東横線、目黒線、田園都市線に合計9 7両を導入いたします。
 
駅施設改良などサービス改善に65億円
 
 駅のバリアフリー化工事として、三軒茶屋駅など6駅にエレベーター11
基、桜新町駅など8駅にエスカレーター35基を設置するとともに、宮崎台
駅など6駅に旅客トイレを新設するほか、三軒茶屋駅など4駅のトイレを多
機能トイレに改修いたします。
また、関東圏の鉄道、バスとの相互利用が可能なIC乗車券「PASMO 」の2007年3月の導入に向けて駅務機器の更新・改良などを行うほか、 冷暖房を完備した待合室の設置やホーム上の運行情報表示器の増設、池上線 や東急多摩川線のホームへの列車接近表示器の設置など、サービス改善工事 を実施してまいります。                                以 上
 
 
参考図1
 
 
参考図2
 
 
参考図3
 
 

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