美しい時代へ-東急グループ 東急

ニュースリリース

2016年2月22日

ビンズン新都市で新たにバス5路線を開業

東京急行電鉄株式会社
BECAMEX TOKYU CO.,LTD.
BECAMEX TOKYU BUS CO.,LTD.

東京急行電鉄株式会社(以下、東急電鉄)が2012年3月に設立したベトナム国現地パートナー企業との合弁会社であるBECAMEX TOKYU CO.,LTD.(以下、ベカメックス東急)の100%子会社であるBECAMEX TOKYU BUS CO.,LTD(以下、ベカメックス東急バス)は、ビンズン新都市の中心地区から主要個所および周辺地域を 結ぶバス5路線を3月5日(土)から新たに開業するとともに、ビンズン新都市に新設されたバスターミナルの 運用を開始します。


ベカメックス東急およびベカメックス東急バスは、ベトナム・ビンズン省の中心であるビンズン新都市において、東急電鉄が蓄積してきた「東急多摩田園都市」における交通インフラを含む街づくりのノウハウを活用し、住宅、商業施設、業務施設、路線バスなどからなる「TOKYU BINH DUONG GARDEN CITY」の開発・運営を行っており、本取り組みは、その一環として、さらなる利便性の向上を目的に行うものです。


ベカメックス東急バスは、2014年12月から旧省都トゥーヤモット市街と新省都ビンズン新都市を結ぶ路線「KAZE SHUTTLE」を運営してきました。安全運行の徹底やバス停に掲出した時刻表に基づく定時運行、快適な車両の導入、丁寧な接客やご案内など、日本のノウハウを活用した新たな交通システムとして整備を図り、ビンズン省新庁舎行政センターに勤務する公務員や来庁者およびビンズン新都市の居住者や学生の通勤・通学・移動の手段として定着しつつあります。


今回開業する路線は、トゥーヤモット市街とビンズン新都市を結ぶ2路線と、ビンズン新都市内を循環する 3路線の合計5路線で、従来の1路線3系統と合わせ6路線8系統となります。また、新都市の中心に位置する行政センターに隣接する商業施設「hikari」の前に、交通結節点となるバスターミナルが新設されます。


街づくりの機能に不可欠な公共交通サービスの充実を図り、「安全・快適・正確」といった日本のノウハウで新たな価値を提供することによって、ビンズン新都市の成長に貢献するとともに、特に市街地において交通渋滞が深刻化しつつあるバイク中心の社会から、公共交通機関を利用する社会への転換(モーダルシフト)を図ることを、ビンズン新都市および周辺地域において先駆的に取り組んでいます。


「TOKYU BINH DUONG GARDEN CITY」の開発では、2015年に商業施設「hikari」や高層マンション「SORA gardens」が竣工し、街に賑わいが生まれました。ベカメックス東急およびベカメックス東急バスでは今後もビンズン新都市内の豊かな生活環境の整備を推進していきます。


新規バス路線の概要は別紙の通りです。