東急多摩田園都市とまちづくり

当社では、前身である「田園都市株式会社」(1918年設立)による田園調布・洗足などでの住宅地開発をはじめ、街づくりを常に事業活動の中心に据えてきました。その象徴ともいえるのが、当社が中心となって半世紀以上にわたり取り組んできた「東急多摩田園都市」の開発です。

東急多摩田園都市開発の歴史

東急多摩田園都市開発事業は、田園調布・洗足などの高級住宅地開発のノウハウを引き継ぎ、1953年に故五島慶太会長が東京の人口過密を予測して優良な住宅地の供給を目指した「城西南地区開発趣意書」を発表したことが起点となっています。「東急多摩田園都市」は、川崎、横浜、町田、大和の4市にまたがる東京西南部の多摩丘陵の一部エリアで、都心から15~35kmの位置にあり、開発総面積は約5,000ha、人口は約62万人(2017年3月31日時点)と、民間主体の街づくりとしては、国内最大規模を誇っています。
2006年3月の犬蔵地区(川崎市宮前区)の土地区画整理事業の完了によって、開発はひとつの区切りを迎えましたが、引き続き松の久保地区(大和市)の開発をはじめ、「東急多摩田園都市」をより住みよい街、そして生活しやすい街にするための取り組みに力を注いでいます。このような街づくりの姿勢が評価されて、1988年には建築の分野では最高の賞といわれる「日本建築学会賞」を、また1989年には民間で初となる第9回「緑の都市賞~内閣総理大臣賞~」を受賞しました。
さらに、2001年には「都市緑化功労者国土交通大臣表彰」を、2003年には「日本都市計画学会賞・石川賞」を受賞しています。

田園都市株式会社 設立100周年

当社では、母体の一つである「田園都市株式会社」(1918年設立)による田園調布・洗足などでの住宅地開発をはじめ、まちづくりを常に事業活動の中心に据えてきました。その象徴ともいえるのが、当社が中心となって半世紀以上にわたり取り組んできた「東急多摩田園都市」の開発です。
東急多摩田園都市の開発は、大正時代「田園都市株式会社」の田園調布の開発にさかのぼります。田園調布の開発思想を引き継いだ五島慶太が、東京の人口過密化を予測し、優良な宅地の供給を目指した「城西南地区開発趣意書」を1953年に発表。開発総面積5,000万㎡という、民間最大規模の東急多摩田園都市のまちづくりがスタートしました。
街の発展に大きく貢献したのが、田園都市線の建設と一体となった周辺開発です。1966年の溝の口〜長津田間の開通にはじまり、1984年の中央林間への延伸で、都心への動脈が完成。線路と道路の立体交差による踏切の廃止など、住宅地開発の枠を超え、都市開発としての基盤を築きました。また、1979年の半蔵門線との相互直通運転開始、2003年の東武伊勢崎線、日光線との相互直通運転開始など鉄道ネットワークを拡充し、利便性を高め、今日に至っています。
公園、教育、医療、文化施設など東急多摩田園都市は、総合的な都市基盤整備を視野に入れ、バランスの良い地域開発を展開しています。それぞれの駅を中心に、華やぎや利便性を高めてきました。近年は都市機能やインフラの整備だけではなく、沿線住民のライフスタイルに合わせた多彩な生活サービスの拡充にも注力しています。
さまざまな世代が生き生きと安心、快適に暮らしていくために、沿線の生活環境のさらなる質の向上を図っています。

田園都市線·東急多摩田園都市開発年表

項目
1953 城西南地区開発趣意書発表(1月)
1956 城西南地区都市計画を多摩川西南新都市計画と改称(6月)
多摩川西南新都市計画マスタープラン発表(7月)
1959 野川第一土地区画整理組合設立(5月)
1962 東光ストア(現:東急ストア)野川店開業(11月)
1963 多摩田園都市と命名(10月)田園都市線工事着手(10月)
1964 新玉川線工事着手(2月)
1966 ペアシティ計画発表(3月)「溝の口〜長津田」開通(4月)
1967 こどもの国線開通(4月)
1968 「長津田〜つくし野」開通(4月)
1969 横浜市に緑区誕生(10月)
1972 「つくし野〜すずかけ台」開通(4月)
第1回東急グリーニングキャンペーン「緑のプレゼント」開催(4月)
1973 アミニティプラン多摩田園都市策定(8月)
1976 「すずかけ台〜つきみ野」開通(10月)
1977 新玉川線開通(4月)あざみ野駅開業(5月)
1978 東急嶮山スポーツガーデン開業(7月)
1979 田園都市線、新玉川線、半蔵門線の相互直通運転開始(8月)
1982 川崎市に宮前区·麻生区誕生(7月)
たまプラーザ東急ショッピングセンター開業(10月)
1984 「つきみ野〜中央林間」開通〈田園都市線全線開通〉(4月)
1985 中央林間とうきゅう開業(4月)
1986 田園都市線列車10両編成化(10月)
東急ケーブルテレビジョン(現: イッツ· コミュニケーションズ)開局(10月)
1988 昭和62年度日本建築学会賞受賞(5月)
多摩田園都市21プラン発表(6月)
1989 第9回緑の都市賞「内閣総理大臣賞」受賞(10月)
1991 すすき野とうきゅう開業(10月)
1992 青葉台駅ビル「東急リクレ」(現:青葉台東急スクエア)開業(4月)
1993 横浜市営地下鉄線「あざみ野〜新横浜」開通(3月)
青葉台東急百貨店(現:青葉台東急スクエア)開店(4月)
フィリアホール(青葉区民文化センター)開館(4月)
1994 まちづくり館開館(4月)
フィットネス&アクア アトリオあざみ野開業(10月)
横浜市に青葉区·都筑区誕生(11月)
1995 市ヶ尾に横浜市青葉区役所庁舎開設(4月)
1997 青葉台フォーラム開業(1月)
1998 東名高速道路「横浜青葉インターチェンジ」供用開始(3月)
2000 こどもの国線通勤線化、恩田駅開業(3月)
南町田駅前に「グランベリーモール」開業(4月)
田園都市線·新玉川線の路線名を田園都市線に統一(8月)
青葉台リクレ·青葉台東急百貨店を業態変更し、青葉台東急スクエア(第一期)開業(11月)
2001 「都市緑化功労者国土交通大臣表彰」(11月)
2002 青葉台東急スクエアグランドオープン(3月)
あざみ野駅が急行停車駅に(3月)
2003 東急多摩田園都市が開発50周年を迎える(1月)
田園都市線、半蔵門線、東武伊勢崎線、日光線の相互直通運転開始(3月)
「日本都市計画学会賞·石川賞」を受賞(5月)
2004 あざみ野に「悠·粋·知 三規庭(現:あざみ野三規庭)」開業(4月)
2005 たまプラーザ駅周辺開発計画に着手(11月)
2007 「たまプラーザ テラス サウスプラザ」開業(1月)
「たまプラーザ テラス ゲートプラザ 1期」開業(10月)
2009 大井町線が溝の口まで延伸(7月)
「たまプラーザ テラス ゲートプラザ 2期」開業(10月)
2010 「たまプラーザ テラス」全館開業(10月)
2013 「たまプラーザ テラス リンクプラザ」開業(3月)
慶應義塾横浜初等部(総合監理業務受託)開校(4月)
「次世代郊外まちづくり基本構想2013-東急田園都市線沿線 モデル地区におけるまちづくりビジョン-」を策定(6月)
あざみ野ガーデンズ開業(10月)
2017 たまプラーザに「次世代郊外まちづくり」情報発信・活動拠点施設「WISE Living Lab」開業(5月)